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2007年5月15日 (火)

パワーポイントを使うことが許されるケース

 時間を奪うパソコンソフト「パワーポイント」を使ってよいのは以下のいずれかの場合に限られる。

プレゼンである。
■聴衆が社外のお客様である。
■聴衆が20人以上いる。
■同じ資料を(途中で手を入れながら)10回以上繰り返して使う。

 パワーポイントを使う利点はスライドショー機能に尽きる。
 約束された画面展開が保証されていること。それ以外には何もない。

 聴衆の前であたふたしたくない。
 気の利いた画面展開で、あっと言わせたい。
 そんなことが必要なのは、お金を獲得するための真剣勝負の場。

 社内向け、少人数、たった一度しか使わない発表資料にパワーポイントを使うのはアホ。

 打合せとなると「発表用資料をまとめよ」と暗にパワーポイント・ファイルを要求する上司は時間効率など何も考えていないだけ。そういう人は深夜残業することを、会社への忠誠だと勘違いしている。

 パワーポイントでは、文字を書くだけでもテキストボックスを起こさなければならない。
 エクセルならば1時間でできる資料も、パワーポイントならば2倍以上の時間を浪費できる。仕事のない人が忙しい振りをして残業代を稼ぐには好適なソフトだ。さらに表現や絵柄に凝れば一日仕事にできる。
 上場企業で時給3000円の人ならば、原価30,000円の資料が一丁上がり。
 それがわずか15分程度の発表、1度きりの出番でお役御免。
 あとは共有フォルダーという名のゴミ溜めに「格納」という名の廃棄をされるだけ。

 一般的な打合せではエクセルのシートを切り替えたり、いろいろなファイルを呼び出して見せれば十分なのである。

 マイクロソフトはWindowsやエクセルで日本企業を便利にしたが、ワードとパワポの開発チームは、日本企業から時間を奪うことに専念している。



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