固定電話の逆転
クレジットカードの仕事をしていると今は固定電話が自宅にない人がいるということを想起する。
固定電話とは家庭・事務所に設置された電話。加入電話ともいう。本来、NTT東日本・西日本のサービス。現在は自由化されて各社が参入している。
これに対して移動して使える無線電話を移動電話という。
今ならば一般的には「携帯電話」と言ってしまえば事足りるが、かつては自動車電話、携帯電話、そして今もウィルコム1社が残っているPHSがあった。中央省庁が名称を定義する場合は、それらを総称する移動電話という言葉が今も使われている。
NTTよりも安いKDDIのプランでも固定電話の基本料金は1,700円。一見安そうに見えるが、12か月では20,400円。
独り暮らしの人であれば削りたい出費の代表格だろう。
移動電話の加入台数が家庭や会社の固定電話を上回ったのは2000年3月。もう今から7年も前のことだ。
【 2000年3月末データ 】(郵政省、NTT発表)
固定電話 5,544万台
移動電話 5,684万台
移動電話普及率 44.8%
「移動電話が固定電話を逆転」は1999年12月にも報道されたが、郵政省が発表した2000年3月が「逆転」時期としては正しいと思われる。
(1999/12報道によると、移動電話加入台数は5,770万台とされていた)
行政指導で1円携帯がなくなるという。
頻繁に機種変更する人の費用(機械の代金)を、一機種で長く使っている人が(割高な通話料で)払っている図式を正すのが狙いだそうだ。
このような目に見えない不公平は、世の中に数多いだろう。
一つでも正そうとする姿勢はよいことだ。
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