環境によいこととは
職場でISO14001の委員を始めて4年めにはいる。
毎年、100人ほどの要員(環境についての取り組みを行う人、実際には社員や常駐パートナーさんたち)に対して5~6回に分けて研修会を開く。
EMPと呼ばれる部署の目標を説明するのが主眼だが、それだけでは、興味と関心を引き出せないので、毎回、環境ネタで一席ぶつ。
初年度は「大気汚染」 二年め「オゾン層破壊」 三年め「地球温暖化」 そして今年は「環境によいこととは?」
環境問題といわれているテーマを取り上げるならば、ほかにも「酸性雨」「森林伐採」などがあるのだが、何せ今は環境といえば「地球温暖化」一色。これを去年詳しくやってしまったので、その後にもってくるテーマは何が来ても弱くなってしまう。
そこで今回は視点を変えた。「環境によいこととは」
題材はペットボトル。部署の目標としてペットボトルの本体・キャップ・ラベルの分別を始めて3年め。100人を超す皆さんがとても協力してくれて、社内でも有名になるほど、しっかりと分別ができている。
あなたはペットボトルのラベルを剥がしている時、どんな気分になりますか?
話しはそこから始まる。
「面倒だと思う」
「ミシン目に沿ってキレイに破ることに集中しているから、何も考えてない」
「環境にいいこと、しているなと思う」
「リサイクルが進むといいなと思う」
ミシン目の話しは皆で笑ったが、確かにその気持ちはわかる。メーカーによってはミシン目の始まりがわかりにくい。ミシン目がないメーカーもある。今度、しらべるでメーカー別ミシン目評価を記事にしようかと思う。
そして、話し手として、引き出したかった答えは最後の2つ。
果たして、我々がやっているペットボトルの分別。リサイクルの促進は環境によいことなのだろうか?
そこに話しが進んでいく。
(6月26日につづく)
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