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2007年6月23日 (土)

環境によいこととは

 職場でISO14001の委員を始めて4年めにはいる。

 毎年、100人ほどの要員(環境についての取り組みを行う人、実際には社員や常駐パートナーさんたち)に対して5~6回に分けて研修会を開く。

 EMPと呼ばれる部署の目標を説明するのが主眼だが、それだけでは、興味と関心を引き出せないので、毎回、環境ネタで一席ぶつ。

 初年度は「大気汚染」 二年め「オゾン層破壊」 三年め「地球温暖化」 そして今年は「環境によいこととは?」

 環境問題といわれているテーマを取り上げるならば、ほかにも「酸性雨」「森林伐採」などがあるのだが、何せ今は環境といえば「地球温暖化」一色。これを去年詳しくやってしまったので、その後にもってくるテーマは何が来ても弱くなってしまう。

 そこで今回は視点を変えた。「環境によいこととは」

 題材はペットボトル。部署の目標としてペットボトルの本体・キャップ・ラベルの分別を始めて3年め。100人を超す皆さんがとても協力してくれて、社内でも有名になるほど、しっかりと分別ができている。

 あなたはペットボトルのラベルを剥がしている時、どんな気分になりますか?

話しはそこから始まる。

「面倒だと思う」

「ミシン目に沿ってキレイに破ることに集中しているから、何も考えてない」

「環境にいいこと、しているなと思う」

「リサイクルが進むといいなと思う」

 ミシン目の話しは皆で笑ったが、確かにその気持ちはわかる。メーカーによってはミシン目の始まりがわかりにくい。ミシン目がないメーカーもある。今度、しらべるでメーカー別ミシン目評価を記事にしようかと思う。

 そして、話し手として、引き出したかった答えは最後の2つ。

 果たして、我々がやっているペットボトルの分別。リサイクルの促進は環境によいことなのだろうか?

 そこに話しが進んでいく。

(6月26日につづく)

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