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2007年6月22日 (金)

ワンフレーズ**

 日本が生き残る道は、ハイテク・アニミズム国家である。
 いかなるテクノロジーに立脚した国家であれば、人間の欲望をコントロールできるか? いかなるテクノロジーを発展させれば、自然と共存する喜びを分かち合えるか?
 いかなる産業社会を構築すれば、環境と経済を両立させて、持続的文明社会に向かいまい進できるか? 

 さて、上の文章を読んで、概要が理解できただろうか。

 知る限りの言葉の組み合わせを、複雑に絡み合わせれば、長い論文を書いたり、長い時間の講演で話すことができる。

 ことばを操ることが許された人は、それを快感と思うのかも知れないが、聞いている人、読んでいる人にはわけがわからないことが多い。

 ことばは一瞬にして流れて行く。
 膨大な語数が一瞬で過去に流れ去る。

 その膨大な情報を処理できる人、できない人がいる。
 情報処理できた人は賛同して支持を与える。
 情報処理できなかった人は、ただやり過ごす(現代は「スルーする」と言う)

 情報がわかりやすいと、処理できる人が増える。
 賛同する人も増えて、支持する人も増える。

 情報をわかりやすくすることで、多くの支持を得る確率があがる。
 わかりやすくすることは罪ではない。
 わかりやすくすることは歓迎されるべきだが、その立場によっては、わかりやすくするとメディアに叩かれることがある。
 2006年、わかりやすい言葉を使って、メディアに叩かれた人がいた。
 だが、いかなる立場であろうが、わかりやすいことが咎められる世の中はおかしい。

 上記の文章を、わかりやすい言葉で置き換えるとどうなるか。
 あなたも考えていただきたい。

 エコロジー&エコノミー 環境と経済の両立!
 今こそ新しい生活文明を!

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