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2007年7月11日 (水)

残念なお知らせ

 フェデラー5連覇っ!

 それはこの日、最も聞きたくなかった一言だった。
 7月9日10時10分
 こんなに早い時間帯に聞くことになるとは思わなかった。
 それは、背後の雑談から聞こえてきた。

 職場に常駐している外資系企業から来たコンサルタントたちだ。
 彼らは、会話も欧米調にしなければならないという思い込みでもあるのか、一日中うるさい。
 1日のうち、20%は他愛もないことを喋っている。

 そして、声が大きい。
 上滑りのアメリカンジョークが飛び交う。
 彼らの上司は、ダンディ坂野かと思う。

 「残念なお知らせだねぇ~」

 それはこっちの台詞だ。 だいたい、なんだそのフレーズは?秋葉系の流行り言葉か?
 仕事のことを話しているならば、大声も仕方ないが、とにかく雑談が多い。
 その雑談の一秒一秒も僕らクライアント企業がお金を払っているのだという想像力がないのだろう。

 欧州で行われたスポーツは録画で翌日の晩に見ることがある。
 欧州CL決勝の時は、フットボールの結果が出ていそうなウェブサイトを避け、ミクシィも極力見ない。今年はこれで一日セーフだった。

 さてウィンブルドンはどうかというと、冒頭のシーン。
 始業後1時間でアウト。
 思わず「スポーツの結果を話すのはマナー違反ではないか?」とチャレンジしたくなるが、客先の事務所で我が物顔で騒ぐ彼らには、機嫌を損ねるだけだろう。

 「あぁ眠い 欧州で世界的な大会やるの、やめて欲しいよね」

 こっちは、あなたがここに派遣されている日が、一日も早く終るのをじっと待っている。

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