休まない男
6月から7月にかけ、13人のバルサメンバーが各国代表としてワールドカップを戦い、ほとんど休む間もなく米国ツアーを行った。
バルサが日本と共に力を注いでいる市場が米国。
2005年はアジア、2006年は米国、2007年はまたアジアそしてアフリカを巡業する。
リーガはバレンシア対レアル・ベティス戦で土曜日に開幕したが、直前にUEFAスーパーカップを戦ったバルサとセビージャの絡む2つのカードは月曜開催となった。
開幕戦メンバーはバルデス、ザンブロッタ、マルケス、プジョール、ジオ、デコ、モッタ(→55分エジミウソン)、イニエスタ、メッシ、ジュリ(→74分グジョンセン)、エトー
ロナウジーニョは怪我で召集されなかった。
バルサは再びCLとリーガのダブル!を達成すべく、リーガ要員とCL要員をローテーションで使い分けた。
だが、唯一例外となり両方に出ずっぱりの選手がいた。
9月12日(火)
CLグループリーグ第1節 レフスキ(camp nou) ○5-0
バルサの歴史で初めて、胸に組織ロゴが入ったユニフォームを着用。
格下の相手に圧勝した試合ではあるが、この試合もその選手は先発した。
9月17日(日)
リーガ3節 ラシン(away) ○3-0
リーガで初めてユニセフロゴ入り1stユニフォームを着用。
日本プロ野球に慣れていると、ホームではホーム、ビジターではビジターのユニフォームを着るものだと思いこんでいる。
だが、リーガでは相手クラブのホームユニフォーム色との兼ね合いで、話し合いにより、アウェイでも1st(ホーム)ユニフォームを着ることが多い。
快勝した格下相手の遠征試合。やはりその選手は出た。
9月21日
日本では、FCバルセロナに特化したSNS「エル・クレ」がオープン。しかしミクシィには遠く及ばず、半年後には開店休業となった。
9月24日(日)
リーガ4節 バレンシア(camp nou) △1-1
今期初めてリーガ首位となる。
9月27日
CLグループリーグ2節 ブレーメン(away) △1-1
今シーズン公式戦で初めてオレンジのセカンドユニフォーム(ユニセフロゴ入り)を着用。
この試合でエトーが右ひざを負傷。
敗色濃厚の89分。デコががら空きのゴール前に通した魔法のようなパスをメッシが詰めてゴール。辛うじて勝ち点1を確保。ブレーメンに勝ち点3を与えなかった。結果的にこのデコのパスが決勝トーナメント進出の分水嶺となった。
10月15日
リーガ6節セビージャ(camp nou) ○3-1
デコが今季初めてベンチ観戦。しばしの休養をとった時、シーズンは開幕して1か月半を過ぎていた。
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