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2007年8月26日 (日)

不安で長いオフ

 6月9日
 リーガ37節エスパニョール(カンプノウ)△2-2
 バルサの逆転優勝はサラゴサにかかっていた。そのサラゴサがレアル・マドリーと引き分けてくれた。だが、バルサも本拠地で引き分けてしまった。前シーズンはアトレティコに苦杯をなめたが、今シーズンの鬼門はエスパニョールとなった。
 レアル・マドリーは先に引き分けで試合を終えていた。そこに、バルサが引き分けた一報がはいると、首脳陣は優勝が決まったかのようにはしゃいだ。それを見た最終節の対戦相手、マジョルカの選手はかちんと来た。マジョルカにはバルサからレンタル移籍しているマキシ・ロペスもいる。最終戦、マジョルカの奮起に一縷の望みがかけられた。

 6月17日
 リーガ最終節(38節)ジムナスティック(away)○5-1
 バルサはアンラッキー・オレンジを着て5ゴールを決めた。
 だが、マジョルカは先制したものの逆転され、マドリーと引き分けることができなかった。
 バルサはレアル・マドリーと勝ち点76点で並んだが、直接対戦成績が1分け1敗のため、三連覇を逃す。
 デコはFCポルト在籍時から続けていた国内リーグ連覇が4で止まった。

 そして南アフリカで開催された親善試合 マメロディ・サンダウンズ戦が今シーズン最後の試合。
 恐らくこれがバルサ最後の試合になると思われたエスケーロが決勝ゴールを挙げ、2-1で勝利。

 ポルトガル代表にはカップ戦もなく、W杯があった前シーズンと比べれば、デコはゆったりしたオフを迎える。
 2006-07を通して振り返ってみると、12月に日テレがイチ押しでデコを扱った以外には、デコのトピックスが少ないシーズンだった。

 優勝を逃した6月、デコはその心境を「ワールドサッカーマガジン」の月一連載「辛口ランサメント」最終回に寄せている。
 この発言は不安で長いシーズンオフの口火となった。

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