最後の冠
3月10日のリーガ26節は今年2度めのクラシコ(カンプノウ)
リーガエスパニョーラ・プリメーラ(一部)は20クラブチーム。対戦は19カード。それをホームとアウェイ1試合ずつで38節=38試合。特定のチームとのリーグ戦での対戦は、年間にわずか2試合しかない。
NPBならば「伝統の一戦」巨人対阪神は年間20試合以上行われるが、こちらの伝統の一戦=クラシコはわずか2試合。
今年、敵地ベルナベウではバルサは敗れている。となれば本拠地カンプノウでのこの試合は勝利が求められるところだが、3-3の引き分け。
それも3度リードされて、3度追いつくという綱渡りのもの。ゴールはすべてメッシ。怪我の多いこの選手は2006-07シーズン、試合に出られないということでチームの足を引っ張った。試合に出て足を引っ張るグジョンセンのような選手と違い、批判にさらされることがないが、メッシがいればCWCだって勝っていただろう。
3月18日リーガ27節レクレアティーボ(away)はエトーが2ゴールを決めて圧勝。この日は敵地だが1stユニセフ を着用している。
国際Aマッチデーをはさみ、2週間空いた4月1日リーガ28節デポルティーボ(カンプノウ)は2-1で順当な勝利。だが格下相手に地元での慎重な戦いは続く。
4月7日リーガ29節サラゴサ(away)は1stを着用させてもらったものの0-1の敗戦。サラゴサは6月9日にはマドリーに対してベルナベウで引き分けてくれた。
4月22日リーガ31節ビジャレアル(away)は1stを着て0-2で敗戦。敵地で星を拾えない日々が続く。
4月24日親善試合 アルアハリ(エジプト カイロ)4-0で勝利。今季2度めのサードユニ着用。バルサがアフリカ市場に力を入れているのは明らか。カンテラには多数のカメルーン人がいる。その観点からエトー放出はあり得ないことはこの時点でわかっていた。
4月29日32節レバンテ(カンプノウ)に勝利。
5月5日33節レアル・ソシエダ(away)1stを着て2-0の勝利。勝ち点65で単独首位を守る。シーズン当初から守り続けた首位。CWC、CLとビッグタイトル2つを失ったが、このリーガというタイトルだけはバルサが防衛するのだとバルセロニスタの誰もが信じていた。
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