Outlook Expressの最適化でメールが消える
Outlook Expressで最適化をすると、メールが消えることがある。
Outlook Expressを閉じようとした時に、起動回数が100回を超えると、以下のメッセージが出る。
空きディスク領域を増やすために、Outlook Express はメッセージを最適化することができます。この操作には数分がかかることがあります。 |
Windows XP SP2以降では「次回からこのメッセージを表示しない」というチェックボックスがなくなっているので、[OK]しないと毎回、このメッセージが出る。
以前、Outlook Expressでは、ある日突然受信トレイが消えることがあった。
そのためファイルの圧縮により、それを防ごうというMicrosoftの試みなのだろう。
[OK]しないと、毎回出てうっとうしい。
↓
ところが、この最適化に[OK]すると、メールが消えることがある。
消えたメールはゴミ箱に「受信トレイ.bak」のような名前で入っている。
これを消してしまうと、もう助からない。
最適化をした後は、念のために デスクトップにあるゴミ箱を開いて「受信トレイ.bak」「folders.bak」のような名前のファイルがないかをチェックするとよい。
ゴミ箱に入っていたファイルを復旧する方法は、ヤフーやグーグルで「受信トレイ.bak folders.bak」というキーワードで探すとよい。
Outlook Expressでは、1フォルダー当たりの容量は2GB(ギガバイト)
それを超えると、受信トレイに不具合が起こる。
そのため、Microsoftでは 100回に1回、最適化を提案して、1フォルダー当たりのメールが2GBを超えることを未然に防ごうとしている。
→受信トレイが消えた日
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