クライマックスシリーズ=断末魔シリーズ
集客難にあえぐNPBがご都合主義でひねり出した、戦いの本筋と外れた日本シリーズ予選。
NPBはリーグ戦終了で幕を閉じ、あとは余興試合が始まる。
■2006年までの日本シリーズ
セリーグ優勝チーム対パリーグのプレーオフ勝利チーム
■2007年の日本シリーズ
クライマックス・パの勝利チーム対クライマックス・セの勝利チーム
リーグ優勝チームが日本シリーズに1チームも出ないというNPB史上初の事態になる可能性がある。
【 競技方式 】パリーグ、セリーグ共に同じ
第1ステージ、年間リーグ戦3位のチーム対2位のチーム(3試合)
↓
第2ステージ、第1ステージの勝利チーム対優勝チーム(5試合)
・上位チームのアドバンテージは無い。
リーグ戦優勝チームは、クライマックスシリーズの結果如何を問わず、優勝チームとして扱われる。
合理的なルールではない戦いは、賞賛されない。
だが、支持されることはある。MLBが同様の意味不明なポストシーズンゲームで盛り上がっていることがその好例だ。
シーズン終盤の優勝争いは本来、盛り上がるものだが、負けても後でなんとかなるというルールはプレーする側、見る側の緊迫感を損なう。
シーズンが始まる前から「目標は3位以内」と言っていた監督がいた。現実的な言葉ではあるが、それを言った時点で、そのチームの選手とファンは、競技ではなく見世物に参加していることになる。
アメリカに横倣えで導入しているIT技術が、ことごとく日本企業の精神的な崩壊を引き起こしている。アメリカに倣ったスポーツがそうなる可能性は高いとみる。
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