« こんなアラーム時計がほしい | トップページ | じゃんけんに負けない方法 »

2007年9月 4日 (火)

仰向いて唾吐くな

 子どもの頃、母からよく「仰向いて唾吐くな」と教えられた。

 町で唾を吐く人は男性にはたくさんいる。

 サッカーや野球選手は、10分に1回唾を吐かなければならないというルールがあるようで、威勢良く唾を吐くシーンがテレビで放映されている。

 だが、仰向けになった状態で唾を吐く人は居ない。吐いた唾は自分にかかるからだ。

 子どもの頃、試しに仰向けで唾を吐いてみたことがあるが、確かに口や鼻の周りに唾は落ちてきた。

 他人に向けて吐いた唾は、必ず自分に戻ってくる。

 他人に向けて吐いたつもりでも、それは回り回って自分に降りかかる。

 だから、それは仰向けで唾を吐くようなもの。

 だから、仰向けで唾を吐くなと昔の人は言ったのだと母が言っていた。

 昔の人の母が言う昔の人だから、大昔から人はそう言ってきたということだ。

 唾を吐かないと決めると、のど元まで出しかけた唾を飲み込まなければならない。

 それは自分でも飲み込みたくもないような痰かも知れない。

 決めれば、それを飲めるようになる。

 そうすれば、次からもう唾は上がってこない。

 

| |

« こんなアラーム時計がほしい | トップページ | じゃんけんに負けない方法 »

心と体」カテゴリの記事