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2007年9月18日 (火)

新幹線0系の引退記念日

 今から8年前、1999年9月18日に東海道新幹線から0系が引退した。

 【 ぜろけい 】1964年(昭和39年)10月1日、東海道新幹線(東京~大阪)開業時から使用されている先頭が丸い型の車両。1964年~1986年の間に3,216両が作られた。

 窓枠が緑ラインの東北新幹線は、形はほぼ同じだが200系と呼ばれる。
 0系は当初「ひかり」号として使用。
 100系車両登場後は徐々に「こだま」に移行していき、300系登場後は「こだま」のみに使われた。

 引退日、東京駅は0系を見送るファンで埋まった。
 出発の1時間ほど前に行くと、改札前に列ができていた。
 しばらく並んだ後、ホームに上がる。
 ほとんどの人は撮影ポイントである、先頭車両、最後尾車両を目指す。
 先頭車両側はセレモニーがあるため既に混んでいたので、最後尾へ回る。

 カメラやビデオを構えたファンが撮影の順番を待っている。
 機械メーカーが場違いな二足歩行ロボットのデモをしている。なぜ、0系引退で混雑している日にロボットなのかがわからない。その企業の身勝手な姿勢がうかがえる。

 駅員さんが指揮を執り、順番に撮影ポイントへと進む。
 最前列の10人ほどが一斉に舐めるように撮影。
 「はい交代してください」
 と声がかかると、10人は列を離れて、2列めのファンが繰り上がって撮影を始める。

 鉄道ファンがマナーがよいのか。
 押したら危険だからか
 0系は逃げないからか
 わからないが、ロナウジーニョにサインを求める人たちと比べると、熱狂の中にも礼節があった。

 出発前、車内に入ってみた。引退列車だから満席というわけでもなく、人影はまばら。古くから使われている車両だけに、しみついたタバコの香りがした。

 16時31分発名古屋行きこだま473号は、1000人を超えるファンに見送られて出発していった。JR東海の須田寛会長は「0系は数台は保存したい」と言っていたが、関東エリアにも残してあるのだろうか。

 東海道から引退した後は今も山陽新幹線、通勤新幹線(博多~博多南)で現役を続けている。
 2002年、グレー地にダークグレー/フレッシュグリーン・ラインのリペイント車両が登場。ずいぶんイメージが変わってしまった。

 通勤新幹線の終点であり、車庫がある博多南駅へ行くとゆっくり見ることができる。
 のどかな山間に0系からN700系までがずらりと並ぶ光景は、新幹線ファンならばたまらないだろう。





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