デコの辛口ランサメント
デコの辛口ランサメントはデコ本人が語る記事。
ワールドサッカーマガジンは月2回(第1/3木曜)刊行だが、第一木曜発売分で毎月1回、合計10回連載された。
対話形式のインタビューではない。
デコの話しを聞き手が口述形式でまとめたようだ。
「ブラウグラナのご意見番」というキャッチコピー、「辛口」というタイトルがデコに対するこの雑誌の見解をよく表している。
一般的に、日本ではふつーに話せば「辛口」
その言葉に感情がこもると「吠える」ことになる。
メディアによると、石原慎太郎都知事は、年中吠えていることになっているが、本当に記者会見で「わお~」「がぁ~」と吠えているのだろうか。
デコもよく会見の模様を伝えるメディアによって、吠えさせられている。
彼は正直な男だ。
曲がったことが嫌いだ。
それをそのままメディアに話してしまうことがある。
だが、たいていの人は皆、耳障りのよい言葉を待っている。
耳障りのよい言葉をいう人の周りに穏やかな調和ができる。
デコファンはそういう調和を求めてはいない。
真っ当なことは、そのまま発言するデコにますます共感を覚えるのである。
10代の頃から聖人君子のコメントを言うよう訓練されたエリート・スポーツ選手なんて、つまらない。
「辛口ランサメント」は2006年10月5日発売の10月19日号から始まった。
デコ初めての雑誌連載記事。見開き2頁。いつも以上に乱暴な口調のデココラムだ。
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