江の島から出た第二回湘南国際マラソン
湘南国際マラソンの大会事務局から第二回開催のパンフレット、宿泊の案内が郵送されてきた。
第2回は第1回とは大きく2つの点が違う。
1,マラソンではなく30kmレース。
2,江ノ島スタート・ゴールではなく、大磯スタート・ゴール。
同封されていたあいさつ状によると、
30kmに短縮された理由~「安全のため、台風9号による西湘バイパス陥没部分をコースから除いた」
発着を大磯に変更した理由~「より大きな大会をめざすため」
コース図が同封されているが、折り返し地点は江ノ島の手前5~6kmのところに設定されている。
「ここに6kmあるじゃん」
地図を見てつっこんだ。
江ノ島を折り返しにすればあと12km、合計42.195kmは確保できるだろう。
"より大きな大会を目指す"のであれば、第3回で42.195kmの大会に戻してからでもよいはず。規模を維持しておこなう第2回を大磯発着にする理由としては弱い。
これら2つの苦しい言い訳を読むと、この大会が江ノ島から出なければいけない理由があったのではないかと推察できる。
距離は12km短くなったが、参加費は8,000円で第1回のマラソンの時と同じ。
もちろん「29%距離が短いから、5,680円にしました」と言っても、ランナーの心には響かないだろう。
制限時間は30kmで4時間(第1回のマラソンでは、第3関門31.3kmの制限時間が4時間3分だった)
これはほとんど変わらないが、第一回同等の道路封鎖時間をとれば、制限時間は延ばせるはず。
もちろん「30kmと距離は短いですが、制限時間は去年と同じ5時間40分です」と言っても、ランナーの心には響かない。
同日の3月16日に第11回荒川市民マラソンが開催される。
こちらは本当のマラソンで、参加費は5,000円。
湘南国際のエントリー締切は12月22日。
第1回は10月31日締切だった。締切が東京マラソン二次抽選発表の前だったため、東京マラソン落選組を拾えなかった。
2008年4月のかすみがうらマラソンが終ったところで、東京マラソン10万人の落選者がどう動いたかを検証したい。
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