2007年ドラフト会議
1965年(昭和40年)第1回開催で堀内恒夫が巨人に入団して以来、43回めのドラフト会議が行われた。
【 ドラフト会議2007スケジュール 】
9月15日
高校生のプロ野球志望届け締切
10月3日
高校生ドラフト開催
10月27日~11月10日
大学生・社会人プロ野球志望届け提出期間
11月19日
大学生・社会人ドラフト開催
ドラフトは開始以来28年間、指名順位を抽選で決めてから指名していたが、1993年に逆指名(1球団2人まで)が導入され、同年にFAも始まった。
2001年ドラフトから逆指名が自由獲得枠に替わる。
2005年ドラフトからは高校生と大学生・社会人を分離開催。希望入団枠(1人)となる。
1993年に逆指名が始まってから、不人気球団は大学・社会人の有望選手を獲得できなくなった。その代わりに選択の自由がない高校生の有望選手は競合が減り獲得しやすくなっていた。
だが、2005年に高校生ドラフトが分離されると、そのうまみすらなくなった。これは人気球団のご都合主義と言われたが、選択の自由がない高校生にとっては希望球団に入るチャンスが増え、福音だった。
プロ野球ファンやメディアは球団間の戦力均衡という視点に偏っている。
讀賣新聞だけが有望選手のMLB流出を憂い、選手の側に立っている。
現在のルールでは有望選手は、日本のプロ野球に入らなければならない。
ドラフト会議で指名されなかった選手は、MLB球団に入ることができる。だが、有望選手を全球団が揃って指名しないということはない。
ドラフト会議の前に提出する「プロ野球志望届け」を出さなければ、ドラフト会議で指名されないが、そのうえでMLB球団に入団する強者はまだいない。
大場や長谷部が希望球団でのプレーを夢見て迎えた大学3年の春、事態は一変した。(つづく)
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