フットメザ
ブラジルにはテーブルでするサッカーがある。
「昼は努力しろ、夜は夢を見ろ」
はデコのお父さんのコトバだが、ブラジルのサッカー少年は昼は外で球を蹴り、夜はテーブルで戦略を学ぶ。
テーブルボタンサッカー。日本での愛称は「フットメザ」
試合開始前、プラスチックのボード上に選手に見立てた「ボタン」を配置。
バルセロナの布陣で行くならば、4-3-3でボタンを並べる。
「フィッシャー」というスティックでボタンを弾き、
フェルトでできている「ボール」を蹴ってゴールを狙う。
日本では、ブラジルテーブルサッカー協会(CBFM)の承認を受けた Futmesa Japan が普及活動をおこなっている。
2007年2月25日以来、川崎市の国際交流センターで競技イベントを開催しており、11月の大会に行ってきた。
公式戦用のテーブルで競技中
服装も靴も特別なものではない。写真のようにサッカー選手のユニフォームを着る必要はないが、着るとやはり気分は盛り上がる。
こちらは一回り小さいテーブル。練習や遊技で使う。
指でフィッシャーを弾き、ボタンを前方にあるボールに当てて転がす。
プレーの感覚は子供のころ遊んでいた指で球を弾く野球ゲームに似ている。
ただ、戦略性はビリヤードのもの。
エポック社のサッカーゲームでは、ボールは地面を行くが、フットメザの上級者が打つシュートはドライブがかかり、宙を舞う。
会場には多数の来場者、メディアの取材が入っていた。
これから、どのように普及していくか注目したい。
⇒Futmesa Japan のウェブサイト
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