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2007年11月27日 (火)

ハンドルネームを検証する

 最近はハンドルという言葉を使う機会が少なくなった。
 パソコン通信時代からの仲間とオフで会った時でも、ほとんど登場しない。

 ハンドル=ハンドルネーム
 オフをオフ会というのが「オフ会会」に相当するのと同じで、冗長なく言うならばハンドル。

 パソコン通信時代、メールアドレスは「ABC00000」のような英数字の配列だった。
「ABC00000さん、こんにちは」
 というのでは味気ないし、呼びづらい。かと言ってネットの世界で本名を出すのは抵抗がある。
 そこでネット上のペン・ネームとしてハンドルが使われるようになった。

 インターネット時代の今、メールアドレスそのものにハンドルを使う人が大半を占める。
 私用メールアドレスにおいて、サトウイチロウさんが sato_ichiro@***.jp というアドレスを使うことは希。たいがいはニックネームをID(=@の左側部分)にする。
 こうして、ニックネームが一般的になったため、ハンドルという特別な言葉を使う必要はなくなっている。

 ハンドルは自由に名乗れるし、ネット上の場所によって、違うハンドルを使い分けるのも自由。
 ただ、ディズニーランドのファン・サイトで「ミッキーマウス」と名乗るような、自己中心的な態度は嫌われる。
 パソコン通信時代のニフティでは、フォーラムによっては「自粛したほうがよいハンドル」のガイドラインを示していた。
 当時は「の」でつなぐ長い名前が多く、オフでは皆「の」の前だけで呼んでいた。
(例:萩の月さん→萩さん)

 オフでは、ハンドルで呼び合うので、やたらと長い名前や「睾丸の美少年」とか、口に出せないようなハンドルも避けた方がよい。

 呼ばれる方も辛いが、呼ぶ方も辛い。

 拗音、促音、長音を除いて2音が「さんづけ」「ちゃんんづけ」どちらでも呼びやすい。
 3音以上でも、先頭の2音に「さん」「ちゃん」を付けて呼べると助かる。

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