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2007年11月30日 (金)

中谷彰宏ワールドとブレーキ

 中谷彰宏は京都の社長に教えてもらった。
 「入社3年目までに勝負がつく77の法則」1998年
 京都の社長はこの本を自分で買って、新入社員全員に配っているのだという。
 この作品は中谷彰宏を300冊読んだ今、記憶に残るベスト5に入っている。

 中谷彰宏で困ることは同じ本を二度読んでしまうこと。
 読み始めると、なんだか読んだ気がする。いくつかのエピソードが記憶の底にある。そこで、エクセルに記録した読書リストを検索すると2回めだとわかる。
 これまでに一番多いのは、同じ本を4回読んだことがある。

 ある地域の図書館データベースを「著者:中谷彰宏」で検索すると429冊が書誌登録されていた。蔵書でないものも登録しているが、これですべてが網羅されているわけではない。

 この429冊をエクセルにコピーして、自分の中谷彰宏読書リストとぶつけたところ、最初は未読が283冊あった。
 中谷本にはタイトルに「 」、。が入っているものが多い。
 これを整備したら、216冊になった。

 中谷彰宏の著書数は、2007年1月の「夢を実現するために、今すぐできる50のこと」に750冊と記されている。
 中谷彰宏をコンプリートするには、まだあと450冊を読まなければならない。
 1年に60冊ペースで書いていると著書にあるので、中谷彰宏だけを読んだとしても、今の読書スピードだと半年かかってしまう。

 この間の講演会で加藤眞由儒さんがこう言っていた。

「選択肢に迫られたとき 流れ、方向というものがある。
 クルマに例えるならば、ブレーキとアクセル。
 重要なのはブレーキ。
 世の中にはブレーキのない人が多い」

 中谷本をコンプリしたいという、このコレクター精神にはブレーキが必要だと思うのだが、中谷ワールドの "読みやすさ" という誘惑はかなり手強い。





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