ハウステンボスへ旅する方へ
ハウステンボスはオランダの街作りに学び、隅田川・荒川の水辺に栄えた江戸の町の思想と現代日本のハイテク技術で作り上げた街。
「ハウステンボス」はオランダ・ベアトリクス王女が住む宮殿の名前で「森の家」という意味。
環境と経済の両立、千年の時を刻む街をめざして1992年3月に開業した。
ハウステンボスができた発端はオランダ村にある。
1983年開業の長崎オランダ村(2001年閉園)は九州地区で大変な人気を博し、週末になるとオランダ村につながる片側一車線の国道は渋滞が激しかった。
一方、高度成長期に造成した針尾工業団地が、グンゼが撤退して広大な荒れ野原になり佐世保市はとても困っていた。
そこで、佐世保市はオランダ村側に 針尾をオランダ村の駐車場にして、観光客をそこから船でピストン輸送することを提案。
針尾の視察に訪れた神近義邦(オランダ村創業者、ハウステンボス創業者 現在は退任)が山と海に囲まれた立地をみて、かねてからの夢だったハウステンボス構想を針尾で実現した。
ハウステンボスの住所は、佐世保市ハウステンボス町1-1
Google MAP で検索すると、園内に細かく番地が振られていることがわかる。
敷地は50万坪で、東京ドーム33個分の広さ。
2003年2月26日、会社更生法適用を申請、同年12月6日、野村プリンシパル・ファイナンスと支援契約、現在も営業を続けている。
ハウステンボスを訪れた人の評価は大きく二つに分かれる。
■園内ホテル(ホテルヨーロッパ、デンハーグ、アムステルダム、フォレストヴィラ、迎賓館の5つ)の宿泊経験者
「テーマパークと言うよりはリゾート地。また泊まりたい」
■数時間訪問した人
「一度行けば十分」
せっかくのハウステンボス旅行を楽しむならば、るるぶやまっぷるをチェックした後に、創業者の神近氏が書いた「ハウステンボスの挑戦」を読むとよい。
そうすれば、事実とはこれほどまでにドラマティックなのかという驚きに溢れた旅になる。
11月5日につづく
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