« 残業するのは人間だけ | トップページ | イニエスタ事件 »

2007年12月15日 (土)

USB残業とファミレス残業の違い

 労働者側が残業手当を求めない無償の残業をサービス残業という。

 はい、お姉さん エビ いいの入ってるよ!もってきな。
 5尾300円!
 え、買う?
 まいど!
 じゃ、1尾 おまけしとくね!

の"サービス"。

スズキさん
「今日仕事のってきたから、9時までがんばりますよ」
部長
「それはありがたいんだけど、7時過ぎて残業させると、人事部がうるさいんだよな」
スズキさん
「わかりました 部長! 7時にタイムカード押してきますから」

 このようにして、会社に2時間の労働をサービスするからサービス残業。
 出勤簿を締めてしまえば、あとの時間は会社からは可視できない。

スズキさん
「今日仕事のってきたから、9時までがんばりますよ」
部長
「それはありがたいんだけど、7時過ぎて
会社にいると、人事部がうるさいんだよな」
スズキさん
「わかりました 部長! つづきは家でやってきますから!」

 こうして、家に持ち帰るサービス残業は「風呂敷残業」という。
 風呂敷に書類をくるんで持ち帰るから風呂敷残業。
 2000年代に入るまでは、全員にパソコンがある会社は希だった。
 仕事は書類でしていた頃の言葉だ。

 会社にいないのだから、この風呂敷残業の工数も会社からは見えない。
 当然、その人の工数実績が正確に把握できなくなる。
 厳密に工数管理をしている仕事ならば、その時は人件費が安く済んでよいのだが、次回以降の案件では見積りが狂うことになる。
 ただ、そんな会社はほとんどないので、風呂敷残業が問題になることはまずあり得ない。

 パソコンが普及してからしばらくは持ち帰るとしたら、書類ではなくFDだった。2005年以降はUSBメモリー。
 今ならばUSB残業だ。

 ビルの管理ルールにより「20時までで退館してください」と言われる会社もある。
 一人でできるならばUSB残業だが、打合せが必要な場合は、河岸を移してファミレス残業が始まる。
 夕飯のかき入れ時にドリンクバーだけで数時間も居座られては、ファミレスも商売にならない。
 いずれ、オフィス街のファミレスは絶滅するかも知れない。

| |

« 残業するのは人間だけ | トップページ | イニエスタ事件 »

ビジネス」カテゴリの記事