私は続けます。
チームがアジアにいる8月1日、ムンドのトップは、ユニフォームのコオロギ鍋にキスをする丸刈りデコの写真が飾っている。見出しは
YO SIGO
私は続けます
バルサに忠誠を誓うという健気なアピールだ。
日本での試合を終えたバルサ一行は、翌8月8日の早朝に離日。
次なる目的地香港へ移動した。
アジアツアーの最後は8月10日、FCバルセロナ対ミッション・ヒルズ・インビターションⅩⅠ戦(香港スタジアム)
2006年のツアーはアメリカ。2007年はアジア。
そして来年2007-2008のオフシーズンにはユーロと五輪が控えている。2006年の失敗に鑑みるならば、ツアーをせず休養に充てると思われる。
もしそれでもバルサが何処かへ巡業に出るならば、そこは、バルサが最も拡大の必要性を感じている市場だろう。
バルセロナに戻ったチームに、8月13日デコは半月ぶりに合流した。
直後の公式インタビューでデコは
「2010年まで契約が残っている。今は誰からもオファーをもちかけられていない」
と答えた。
2009-10まであと3シーズン。2010オフにはW杯(南アフリカ大会)が控え、それが終わる頃デコは33歳を迎えている。
8月15日、日本人が墓参りをして、旧友と旧交を温めていた頃、お盆がないスペインではこのオフ、もっとも熱い舌戦があった。
まず15日、デコがメディアに対して
「チームに居場所がないならば、移籍先を探す」
と発言したと報道された。
だが、インタビュー内容全般をみれば「移籍する気は毛頭ない」といういつものデコ節であり、遠く日本からみていて何ら不安はなかった。
ところが16日、イニエスタが反論した。
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