« 日本の弓道(六) | トップページ | 2007年 しらべるが選ぶ5大ニュース »

2007年12月30日 (日)

奇妙なシーズンの幕開け

 エトーの負傷には、その要因があった。
 8月7日に横浜で試合を行ったわずか2週間後、エトーは今度はカメルーン代表として来日。
 大分で日本代表と対戦。日本2-0カメルーン
 時差ぼけは、東に向かい時間を遡る移動の方がきつい。CWCで試合の3日まえに日本入りしたリバプール、FCバルセロナがいずれも決勝で敗れたのは、コンディションに大きな要因があった。
 ACミランはその悪しき前例に学び、試合の7日前(決勝の10日前)に来日することで、勝利につなげた。

 8月22日、この日のカメルーンは驚くほど調子が悪かった。
 エトーにはほとんど決定的なボールが供給されず、むしろ中盤まで下がって守備に回る時間が長かった。
 エトーの矢のようなゴールが日本ゴールに突き刺さると思っていたバルサ・ファンと中津江村の皆さんは拍子抜けした。

 前日の8月21日にはフランス代表の親善試合でテュラムも負傷している。
 アンリを入れたらエトー、アビダルを入れたらテュラム・・
 補強した分だけ謀ったように怪我をする。
 奇妙なシーズンの幕開けだった。

 8月30日、CL2007-08 組合抽選会
 入ったのはグループE。リヨン(フランス)シュツットガルト(ドイツ)レンジャーズ(スコットランド)
 前シーズンはチェルシーと同組に入ったことで、あわやグループリーグ敗退の危機に面したことが、ベスト16での惨敗につながった。
 涙のCWC決勝の雪辱を信じていたファンは、大きな失望を味わった。
 今年も強敵リヨンには苦戦するだろう。ファンとしても身の引き締まる思いの組合せとなった。

 8月31日、リーガの移籍期間終了
 デコ放出?が気が気ではなかったシーズンオフに終止符が打たれた。
 まさかデコファンがこんな不安なオフを過ごす日が来るとは想像していなかった。
 これで、ようやく今シーズンを楽しめる心境に入っていける。

 2007年も1年間、毎週日曜日のデコログを読んでいただきありがとうございました。
 また2008年も日曜日はデコログがつづきます。
 デコファンの皆さん、よいお年を!





| |

« 日本の弓道(六) | トップページ | 2007年 しらべるが選ぶ5大ニュース »

デコ」カテゴリの記事