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2007年12月 5日 (水)

かまくらと雪合戦

 小学校の時、住んでいた盆地の町では、冬になるとよく雪が降った。

 近所の高校生の兄ちゃんが数人がかりでかまくらを作った。
 その中にこたつを持ち込んで4人でトランプをしていたから、そこそこの大きさだ。
 どうしても、そのかまくらに入れて欲しくて、親に頼んでみかんをせしめて、それを手みやげにして入れてもらった。
 遠い昔のことなので、そこが寒かったか暖かかったは覚えていない。
 そのこたつには電気を引いていたのかもわからない。

 かまくらは雪でつくるドーム状の居室。

 雪のなかに掘った穴の形を「かま」、神様をお迎えする神座を「くら」と呼んだことが語源と推測する。
 神奈川県鎌倉市とは関係ないようだ。

 大人になって、ある冬の日の昼休み。
 かまくらは無理だが、雪合戦には十分な雪が積もった。
 そこで、洒落のわかる同僚数人にメールを流して、雪合戦の招集をかけた。

案内文
雪合戦 開催!
日時:28日(金)12:30~12:45
場所:事務所 玄関前 集合

 メールだけでなく、周囲にも直接声をかけて、巻き込む。

装備
 ジャンパー(本皮はダメ)
 軍手(必須、意外とべちゃべちゃにはならない)

ルール
 個人戦がおもしろい。
 顔から上は狙わないこと(洒落にならない)
 玉はあまり大きくしない(当たると本当に痛い)
 山投げはしない(頭や顔に当たる)
 石を入れない
(いないと思うが)

その他の留意点
 集合場所で雪合戦する。
 集合場所から移動せず、その場所でやっていれば、やっぱりやりたくなって、遅れて来た人も参加できる。

 雪の降った日に雪合戦を呼びかけたら、きっと心の温度が高い仲間が集まってくれる。

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