施設エイドではない私設エイド
2月17日(日)
18:00 佐野元春 Sweet Soul Blue Beat ツアーライブ
9:00 東京マラソン2008
を見た。
マラソンはいつもハードディスクに録画して見るので、時系列と見た順番が逆になっている。
マラソンを録画で見るようになったのは、ペースメーカーというスポーツ精神に反するインチキのため。30kmまでのレースは、トップランナーとペースメーカーの言葉が通じていない口論以外には、何も見るものがない。
佐野さんのツアーは 1981年、まだツアー名がなかったライブから始まり、今回のSweet Soul Blue Beat ツアーまですべてのツアーを見てきた。
佐野さんはアンコールの最後にこう言った。
「音楽にはすごい力があると思っている。
今の世の中、なかなか心を一つにすることは難しい。
でも僕らはここで、こうして心を一つにすることができる・・
(以下省略)
1985年のアルバム「ビジターズ」以降、社会へのメッセージをメタファーとして音楽に織り込んできた佐野さんだが、コンサート会場のステージ上からこのような発言をすることはなかった。
ワンフレーズくらいは言ったかも知れないが、文脈をもって語りかけたことはない。
「音楽は力、今君はそれを手にしている」
佐野さんが初めて出演したテレビCM「TDKカセットテープ」でのコピー。
「私の音楽はここにある」と女の子の声が脳内に流れてきた人は、かなりの元春ファンですね。
東京マラソン
二年めのスタートは抜けるような青空に恵まれて、すがすがしいものになった。
初年度の雨の中、凍てつく寒さなのに、なぜだか皆笑っているという奇妙な光景にも味があったし、今年のような、一点の曇りもない光景もいい。
今年、話題に上り始めた言葉に「私設エイド」がある。
まだよくわかっていない人も多く、ネット上では「施設エイド」と誤記している人が多い。
検索キーワード"施設エイド"
Yahoo! 542
Google 313
こちらが間違っているのだろうかと不安になる数字だ。
上位にあるページをいくつか読んでみると、何の疑念もなく施設エイドと書いている。
検索キーワード"私設エイド"
Yahoo! 38,700
Google 7,450
この数字を見て、ほっと胸をなで下ろした。
私設エイドは、個人がコース脇に出て飲み物、食べ物をランナーに振る舞う行為。
■無許可で行われる。
ボランティア行為としては認められていない。
■費用は提供者の自己負担。
■コース後半に出ていることが多い。
つづく
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