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2008年2月 8日 (金)

えーと言わない市川寛子

 2003年にテレビ朝日に入社して、2004年に始まった報道ステーションのお天気コーナーを担当しているテレビ朝日社員、市川寛子。
 彼女に会って聞いてみたいことがある。
 「あなたは、どうやって乗り越えたのか」

 市川寛子は2004年から2006年にかけて、いつも言葉の間に「えー」を挟んでいた。

 明日はえー大陸から大規模な寒気団がえー流れてきて、日本全国をえー覆いそうです。

 気にならない人は気にならないだろうが、一度意識すると「えー」はとても気になる。

 テレビのアナウンサーには「えー」を言う人、言わない人がいる。
 NHKのアナウンサーはまず「えー」を言わない。

 以前、友達が結婚式の司会を頼まれた時に、僕に相談があった。
 「moto、どうしたら えーを言わなくて済むかな?」

 僕はあまり考えることもなく、
「今度から、えーを言ったら1回100円の罰金を払う」
と会社の同僚に宣言したらどう?と答えておいた。

 後に、会社の呑み会で1万円分、同僚におごったけれど、結婚式本番ではあまりえーを言わなくて済んだ。と聞いた。
 しかし、それから5年が経って、再び最近どう?と聞いてみたら、えーを言わなくなったのは、ほんの一時で、数ヶ月もすると再びえーを言うようになったのだと言う。

 えーは治りにくく、再発率も高いようだ。

 それから自分でも「え~」を言わない方法を考えた。

 まず、どんな時に自分が「え~」を連発しているか?を観察する。
 パソコンの画面、床を見ながら話すと「えー」が止まらないということがわかった。
 考えがまとまっていない時、確信が乏しい話をしている時にも多い。

 そこで、次のいくつかのことを実践した。

■ゆっくり間をとり、次のことばを捜して話す。
■話し始める前に内容を組み立てておく。
■何度か原稿を読んで練習しておく。
■前をみて話す。
■相手の目を見て話す。

■原稿を棒読みする。
■(できる人は)機関銃のように矢継ぎ早に話す。

 プレゼンのスピーカー、結婚式のスピーチ
「えー」がない話しは活舌がよく心地よい。

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