怪我勝ちなデコとアウェイで勝てない病
10月20日
リーガ8節ビジャレアル戦(away)●1-3
ボージャンがクラブ史上の最年少ゴールを記録。
デコは71分、左足を傷め途中交代。全治5週間の診断と発表された。
2006年ワールドカップの疲れを残して以来、デコはすっかり「故障がちな選手」になってしまった。
後からそのシーズンを回想した時に、何度怪我したか、いつからいつまで休んだかを思い出せなくなっている。
10月23日
CLグループリーグ3節レンジャーズ戦(away)△0-0
デコのポジションには本来FWのグジョンセンが入った。
2005-06は一度も着用せず、2006-07はシーズン終盤のCLリバプール第2戦で初めて来た3rdユニフォームを今シーズンは早くも着用。
オレンジユニの在庫が残っているのだろうか。
10月28日
リーガ9節アルメリア(カンプノウ)○2-0
11月1日
リーガ10節バジャドリード(away)△1-1
11月4日
リーガ11節レアル・ベティス(カンプノウ)○3-0
MFはシャビ、イニエスタ、ヤヤが並ぶ。
11月7日
CL4節レンジャーズ(カンプノウ)○2-0
11月8日
FIFPro(国際プロフットボール選手協会)が選出する2006-07シーズンの世界ベスト11。デコは候補に入っていたが、選出からは漏れた。
11月10日
リーガ12節ヘタフェ(away)●0-2
3rdオレンジユニを着用。
11月13日
国王杯ベスト32第1戦 アルコヤーノ(away)○3-0
3rdオレンジユニを着用。
これでもかというほどオレンジユニを着続けるバルサは、リーガにおいて「アウェイで勝てない病」に陥っていた。
それでもさほど悪い戦績ではないのだが、前シーズンより、スペクタクルなスペインのチームを脱して、結果だけにこだわる統制されたチームに生まれ変わった首都のライバルチームが手堅く勝ち点を拾うため、バルサの面々はいつも浮かない顔をして、メディアの会見に臨まなければならないのだった。
そして、2008年デコ最後のユーロ出場がかかる、国際Aマッチデーがやってきた。
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