花粉症
3月7日は花粉症の日。
市川寛子が語るお天気報道によると、今週から花粉が飛躍的に多く舞っているらしい。
花粉症に悩む人は大変だが、そうでない人にとっては体感できないので想像がつかない。
花粉症とは、アレルギー性鼻炎のうち花粉が原因のもの。
1970年代半ばから急増した鼻や目のアレルギー。
原因の代表格はスギ花粉によるもの。
症状~くしゃみ・鼻づまり・鼻水・目のかゆみ。
花粉の舞う量が多い春先に起こる。
花粉症はいつ登場したのか
1960年代前半 アレルギー性鼻炎の第1号患者現れる。
1970年代後半 住宅需要が伸びた結果、資材として利用するためにスギ林が増える
1985年 スギ花粉症患者が東京都民の 10%を超える
2000年9月22日、アレグラが日本国内で承認された。
アレグラは米国産のアレルギー性疾患治療剤。
眠くならずよく効くと評判の薬。花粉シーズンの1ヶ月前から服用して備えるとよい。
医師の処方箋があれば入手できる。町の薬局で自由に手に入る大衆薬ではない。
まだ日本で長い実績がないので主に成人向けと言えるが、医師との相談次第で子供にも処方されている。
■服用法:60mg錠1錠を1日2回朝晩服用。
■製造元:ヘキスト・マリオン・ロイゼル社。販売元アべンティス・ファーマ社。
2001年2月22日、林野庁は花粉の量が 100分の1以下のスギ 42品種を開発したと発表。13都県に苗木を提供する。その効果が出るのはそのスギが成長する10年後以降であり 2011年頃から。
あと3年もすると「あの時のスギのお陰で花粉が減った」というニュースが報道されるかも知れない。
軒先のブラシ
家族に花粉症患者がいる場合、玄関先で衣服に付着した花粉をはらうとよい。
大きめなブラシを玄関、あるいは玄関の外、ドアノブの近くにかけておく。
豚毛のブラシならば衣服の繊維を傷めない。
豚毛はヘアブラシとして、とてもよい。ただし、頭皮を傷つけて早く禿げたい人は使わないほうがいいかも知れない。
家に入る前に、ブラシで花粉を落としてから家に入る。
発症していない人にとっては、いまひとつ実感のない花粉症。
だが、花粉症の人は被害者意識が強い。
一日中外で花粉にやられているから、せめて家の中ではマスク無しで過ごしたい。
家でも体じゅうがかゆいと、家族が外から持ち帰った花粉が家の中を舞っているような気がしてくる。
軒先のブラシは「家族も協力しているよ」というメッセージを伝えるパフォーマンスとしても好適だ。
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