デコのクラシコ
2007年11月27日
CL5節リヨン(away)△2-2
水色のセカンドユニで敵地に乗り込んだバルセロナは、1試合を残してグループリーグ1位通過を決めた。
昨年はチェルシーに次いで2位通過したために、決勝トーナメントではいきなり難敵リバプールと当たることになった。
優勝候補とも言われたリヨンだったが、その不甲斐なさには拍子抜けした。
バルセロナもよそのことは言えないが、リヨンの不調により、この後のくじ運に恵まれることになった。
試合の終盤、ライカールトがリヨンの悪質なファウルに抗議して、監督就任後初めての退席処分となる。
12月1日
リーガ14節エスパニョール(away)△1-1
同じバルセロナ市内のクラブ、モンジュイックの丘にあるオリンピックスタジアムを本拠地とするエスパニョールは、サッカーファンにもほとんど知られていない。
彼の地を訪れた時、ガイドブックでバルセロナ市には2つのリーガクラブがあるということを予習していたが、同行したサッカー通でエスパニョールを知っている人は皆無。
「ガセネタじゃないの?」とまで言われた。
ただし、バルセロナにとっては難敵。モンジュイックでの引き分けは上出来と言える。
12月9日
リーガ15節デポルティーボ(カンプノウ)○2-1
0-1から逆転勝利。エトーが先発出場で3か月ぶりに復帰。
そして、後半開始からデコが2か月ぶりに復帰した。後にも2か月を休むデコは、4か月も休んだことになる。
12月12日
CL6節シュツットガルト(カンプノウ)○3-1
5節リヨン戦でライカールトが退席処分となったため、ヨハン・ニースケンスが指揮を代行。
12月15日
リーガ16節バレンシア(away)○3-0
メッシが左足負傷。メッシはこのまま故障がちな選手で終わってしまうのではないか。
デコは後半20分ヤヤに替わって途中出場。後半45分に警告を受ける。
12月21日
CLベスト16組合せ抽選会
当たる可能性があるのはスペインのクラブを除く、グループリーグ2位のチーム。抽選の結果、相手はセルティック。
バルセロニスタはこの結果を、中村俊輔、そしてセルティックの営業担当者と共に大いに喜んだ。
12月23日(日)
リーガ17節はクラシコ(カンプノウ)●0-1
直接対決に敗れ、レアル・マドリーとの勝ち点差は 7。
後半13分、デコはクラシコ初出場となるドスサントスに替えられた。
後半37分にはシャビに替えて、ボージャンもクラシコ初出場。
デコがバルセロナに来て以来、デコが出場したクラシコはこれで2勝2分2敗。
カンプノウでは初黒星となった。
12月29日
親善試合 カタルーニャ代表 1-1 バスク代表(サン・マメス)
スペインは州自治政府のゆるやかな連合国家。
今も各州代表は、イングランドと同様、国ではなく地域代表としてのW杯参加権を求めている。
バルセロナからはボージャン、バルデス、ジョルケラ、プジョル、シャビ、クロサスの6人が招集された。ジョルケラが負傷退場、急遽、冬の移籍市場でGKピントを補強することになった。
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