ローマ字入力とかな入力の切り替え
今から思い切ったことを言うので、目をつぶって下さい。
あ、それじゃ読めないか。
パソコンを「かな」入力に切り替えて、そのままにしていく人がいる。
それは、トイレで●●●を流さないようなもの。
あ、やっぱり書けない・・
書こうとする前にインターネット界では、この言い回しの前例があるかを調べてみた。
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もしかすると、その名詞が NG ワードなのかも知れないので、その名詞を「水」に変えて試してみた。
トイレで水を流さないようなもの
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これは、とてつもない言論に踏み込んでしまったのか。
この名詞を書くことは、取り返しのつかない事態になりそうな気がする。
ということで伏せ字にした。
テレビCMで「ウコンの力だ!」とか言って、張り切っている人々を見ると、いつもどきどきする。
「やっぱり美味い!ウコン」
と言われると、CMの作り手も大変だなぁと思う。
さて本題のつづき
図書館に置いてある蔵書検索端末のキーボードで、キーワード検索しようとする。
「中谷」とブラインドタッチで入力すると、画面に
「みちのちかちみに」と出る。
一瞬、何事が起こったのかと思う。なにかの暗号か?
この不快感は得体が知れない。
右手を動かしているのに、左足が動いていたら、こんな気持ちになるのではないか。
「そう思うのは、ローマ字入力者の横暴だ」
と、かな入力者は言うかも知れない。
「公共のパソコンはデフォルト(初期設定)をローマ字入力にする法律」
は日本にはないではないか!
確かにそうだ。
日本の学習指導要領(子ども達に教える内容を定めた文書)でも、入力方法は指定していない。
実際には大半の教諭がローマ字入力の指導をしているが、それも、規定に則ったわけではない。
だが、ローマ字を日本の標準としてオーソライズ(認知・認定)する法律はないのに、どこの共用パソコンでも、キーボードはローマ字入力に設定してある。
このことから、ローマ字入力している人が圧倒的に多いことが推察される。
だが、それは推察の域を出ない。
ローマ字入力 対 かな入力 比率世論調査
をwebで探してみたが、見つけられなかった。
経産省も文科省もその実態調査には乗り出していないようだ。
法律で決まっていないことは、良識に委ねるのが日本の流儀。
ここでいう良識とは、想像力を働かせて、他人に迷惑をかけないということ。
ローマ字変換に設定されていたパソコンを「かな変換」に切り替えて使った人は、パソコンのど素人ではない。
再びローマ字変換に戻す方法を知っているが、戻す手間を省いた人ということ。
世の中の趨勢、つまり大半の人がローマ字入力をしていることも知っているに違いない。
同じ世間に住むのだから、自分だけがよければいいという考えで行動せず、次の人のことも考えたほうがよい。
ではなぜ多くの人が、ローマ字入力を選んでいるのだろうか。
つづく
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