紙容器カップヌードルの食べ比べ
発砲スチロール(以下PS)のカップヌードル、3月中に確保しておいた。
4月にはいり、紙容器が店頭に並んだので、さっそく買ってきた。
賞味期限は、PS容器 2008.8.13 紙容器 2008.8.28
設定は製造後5か月として、3月中旬を前後して PS版の製造が終了し、紙版の製造が始まったのだろう。
発泡スチロールは容器:PS、紙は容器:紙と表記される。
PSの方が照明を反射していて、てかりがあることがわかる。(フィルムは剥がしてから撮影)
カタチの違いが底面にあった。
背の高さは同じだが、新容器は約1cm上げ底になっている。
蓋留めシールの表記も変わった。
明らかに見た目が違う二つのカップ。だが、人はそれを見分けることができるか。
ここで、カップヌードル・ファン 3人に来てもらい、実験をした。
1,素材表記の部分を隠して、横から見て(写真上)どちらが新容器かを当ててもらう。
結果は3人中2人が外れ
2,シールを剥がし、底から見る(写真下)
結果は3人中2人が外れ
3,目を閉じて左右に新旧カップを持つ。
結果は3人中3人が外れ
新容器は肌触りが優しく、ずいぶん昔からそうであったような感覚になる。この好感は、マクドナルドのコーヒーカップが、熱対策のため 紙素材に変わった時に似ている。
さて、いよいよ食べ比べ。
カップを持って食べると手触りでわかるので、コーヒー用の紙コップに取り分けて 2種類を試食。こうなると、日清の安藤社長になった気分だ。
結果は3人中、2人が新容器を当てた。
それぞれの感想は
「変わらない」
「(新容器のほうが)味が薄い」
「えびが少ない」 ←これは意味が違う
紙容器への変更に当たり、日清では味を変更している。
カンブリア宮殿に安藤社長が出演した際、その映像が流れていた。
だが、素人のカップヌードルファンには、その違いはわからなかった。
安藤社長は、開発している社員に対して
「美味すぎると、食べ飽きるぞ」
と言っていた。これは、大量消費のインスタント業界を言い表している極言だ。
変わらぬ美味さカップヌードル
新たな持ち手の感触を手に入れて、インフレに向かう世界でさらに売れ続けるだろう。
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