コーヒーカップヌードル
先日、プラ容器 対 紙容器の食べ比べをした時に気付いたことがある。
それは、紙容器のほうが冷めるのが速いということだ。
同時にお湯を入れて、同時に、かつ均等に食べ進めていく。
すると、5分ほど時間が経過した時に、その違いがわかる。
カップを持った時、プラ容器に比べて、紙容器は熱い。
ところが、汁を飲んでみると、実際にはプラ容器のほうが熱く、紙容器の汁はぬるい。
紙容器のほうが熱伝導率が高く、持つと熱い。
すなわちそれは、熱が逃げやすいということであり、紙容器のほうが汁が冷めるのが速い。
味はほとんど変わらない。紙容器は若干、醤油のくせがなく、無難にまとまった味に感じる。
環境への配慮でプラから紙に変更したカップヌードル。
この熱伝導の差が、ファンにはどう受け入れられるか、日清開発者は注意して見守っているだろう。
エコで冷めやすくなった今回の改訂は、猫舌のカップヌードルファンには福音と言える。
さて、机の引き出しには、プラ容器時代に買い置きしたカップヌードルがまだ2つある。
1つは 5か月後に食べる。もう1つはコレクションとして保存用。
そのカップヌードルを眺めながら、珈琲を飲んでいて、脳に閃光が走った。
カップヌードルをコーヒーで作ったら、どうなるだろうか?
コーヒーの変わりメニューとしては
「コーヒーぜんざい」阿蘇山のドライブイン
「コーヒースカッシュ」福岡市博多区の漫画喫茶
という経験があるが、いずれもまずかった。
コーヒーラーメンというのは、まだ聞いたことがない。
「さしみカレー」の時は、Webで世界中に前例がないことを確認。
世界で初めて、さしみカレーを食べた男としてギネスブックに載った(ウソです)
コーヒーラーメンはどうか?
"コーヒーラーメン"での検索結果
Yahoo! 54,300件
Google 8,510件
なんだ、けっこうあるじゃないか。つまらん。
では、気を取り直してコーヒーカップヌードルはどうか?
"コーヒーカップヌードル"での検索結果
Yahoo! 755件
Google 229件
その記事をみていくと、大半がコーヒー、カップヌードルという別々のキーワードがヒットしてしまったものだが、1つのレポートを発見。そのサイトは、お湯以外のものでカップヌードルを作るというテーマ。
牛乳、ビール、ジャスミン茶、そしてコーヒーも試したと書いてある。だが、それを裏付ける写真は載っていない。
電話を発明したベルは、その発表をした数時間後にまったく同じ発明が発表され、タッチの差で発明者の称号を得たという。
「世界で初めて、コーヒーでカップヌードルを作った男」にはなり損ねたが、ここは、研究の成果を写真入りで発表することで、コーヒーカップヌードルの権威になれるのではないか・・・
書いているうちに、だんだんテンションが下がっているが、そこは乗りかけた船。
ここまで書けば、写真入りレポートがあるものと期待してくれる方も、一人や二人はいるだろう。
これは、近日中に実行に移すつもりである。
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