FCバルセロナ 2008年3月
3月1日(土)
リーガ26節アトレティコ(away)●2-4
デコ、ヤヤはCLに備えて休養。マドリーとは5点差となっている。
3月4日
CL 2007-08ベスト16第二戦 セルティック(カンプノウ)○1-0
デコフル出場。何度かシュートを打ったが、ゴールは決まらなかった。
3月5日
レアル・マドリーがCLベスト16でローマに敗れた。
これでマドリーはリーガに専念できる。バルセロナはCLとリーガ、そして国王杯。依然として三冠の可能性を残しているが、後で考えてみれば、三兎を追わなければならないということになった。
3月9日
リーガ27節ビジャレアル(カンプノウ)●1-2
今シーズン、カンプノウでの敗戦はクラシコに次いで2度め。
マドリーとは 8点差に広がった(残り11戦)この3位チームからの敗戦が、CL本戦出場権(2位以内)を逃すきっかけとなった。
デコはウォーミングアップ中に右足のふくらはぎに痛みを覚え、出場しなかった。
3月16日
リーガ28節アルメリア(away)△2-2
後半47分サンチェスが出場。デコは出場していない。
メンバーを落とし、リーガは捨てたのかと思われる陣容で戦った。
3月17日
クラブがデコの離脱(右足ふくらはぎの故障)を発表。
試合後、アンリがメディアにコメントしている。
「最初に僕がこのチームに来た時は、サムエル、ロニー、グディ、チャビ、プジー、皆僕を助けてくれたね」
何の変哲もないコメント。デコとは何の関係もない。
だが、このコメントこそが、デコとアンリの関係を象徴している。
アンリが入団して以来、デコとアンリは互いについて語ったことがない。
デコ out -アンリ in という交代場面でも、目を合わさず、にこりともせずハイタッチをするだけ。ハグはしない。
3月19日
国王杯準決勝第2戦 バレンシア(away)●2-3
これで国王杯敗退が決まった。
今シーズン、監督交代、主要3選手を干すなど、混乱がつづいたバレンシア。
この後、決勝戦に勝ち、国王杯を手にした。
結果的には、国王杯、CLとバルサを準決勝で破ったクラブがカップを手にした。
身びいきで言えば、バルサが準優勝とも言える。
3月23日
リーガ29節バジャドリード(カンプノウ)○4-1
86分ボージャンに替わり、ペドロ・ロドリゲスが出場。
レアル・マドリーがホームでバレンシアに敗れ4点差に縮まる。
3月26日
親善試合 ポルトガル1-2ギリシア
スコラーリ監督が就任して以来、ユーロ2004で2度、そしてこの試合と、ギリシアに3度めの敗戦。
デコは怪我のため、招集されていない。
代表戦では、不思議なほどに相性が結果に結びつく。
ポルトガルが、オランダ、イングランドに強いように、ギリシアはポルトガルに負けない。
ユーロ本戦では、ギリシアが相性の悪い国と当たり、敗退することを祈るしかない。
3月29日
リーガ30節ベティ(away)●2-3
ビジャレアルに抜かれて、3位に転落した。
だが、この時点ではまだ、バルセロニスタはリーガ、CL2冠の夢を捨ててはいない。
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