スジコとアスタキサンチンのサプリはどちらが得か?
こどもの頃、佐世保から船で3時間の離島に住んでいた。
後に廃港になる空港も、まだできていない頃だった。
クラスメートの九割は漁師のこども。
当然、泳ぎは上手い。
夏休みになると、近所の子どもは毎日、海で泳いでいて、男女を問わず真っ黒。
色白の女の子なんて、存在しない。
その中に違う星からやってきたかのように、真っ白い僕がいた。
僕は「水恐怖症」で、泳げなかったのだ。
二学期になり、真っ白い顔で学校に行くと、真っ黒な女の子から、白い目で見られる。
8月の終わり頃になると、たまっている宿題よりも、そのことの方が憂鬱だった。
当時はまだ、日焼けサロンという言葉はない。
「冒険王」に広告が載っている、通販の「日焼けライト」が欲しくてたまらなかったが、冒険王がやっと買える程度のおこずかいでは、それは叶わなかった。
ところが、オゾン層が地球から撤退しつつある昨今、事情は180度変わってしまった。
容赦なく地上に到達する紫外線は、肌にメラニン色素を定着させる。それをしみ(肝斑)という。
「外に出る前に日焼け止め」は今や、老若男女を問わぬ常識になりつつある。
子どもの頃の僕にしてみれば、日焼けを止めるなんて、なんてもったいない話だろう。
2002年、ハイチオールCが「体の中からきいてくる」と宣伝していた。
薬局には各社のビタミンC剤が並び、「効能;シミ・そばかす」とうたっていた。
3ヶ月分のビタミン剤の値段は、2002年当時、ハイチオールCで¥11,400、最も安いビタミンC剤で¥3,000。最も安いビタミンCを買ってきて、夏のプールシーズン前から飲むよう心がけた。
今もビタミンC剤は「飲んで直そう」と言っているが、はっきりとわかるシミは、ビタミンCで消えることはない。薬剤師に尋ねたところ「薄くなるかも知れないという程度」
それさえも、3ヶ月以上服用しないと可能性がない。
女性ならば、塗って隠すことが現実的な選択だ。
2007年夏、からだの中からではなく、外から塗るシミ防止の製品が出た。
アスタキサンチンというサケ、マスに多く含まれている成分が、シミの定着を緩和するという。
因果関係はわからないが、2007年末以降、スジコが以前より高くなった。
今年に入り、写真メーカーがアスタキサンチンの化粧品を出している。
ファンケルは以前から、サプリで販売している。
スジコとアスタキサンチンのサプリはどちらが得か?を検証したので、興味のある方はお読みください。
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