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2008年6月28日 (土)

スジコとアスタキサンチンのサプリはどちらが得か?

 こどもの頃、佐世保から船で3時間の離島に住んでいた。
 後に廃港になる空港も、まだできていない頃だった。

 クラスメートの九割は漁師のこども。
 当然、泳ぎは上手い。

 夏休みになると、近所の子どもは毎日、海で泳いでいて、男女を問わず真っ黒。
 色白の女の子なんて、存在しない。
 その中に違う星からやってきたかのように、真っ白い僕がいた。
 僕は「水恐怖症」で、泳げなかったのだ。
 二学期になり、真っ白い顔で学校に行くと、真っ黒な女の子から、白い目で見られる。

 8月の終わり頃になると、たまっている宿題よりも、そのことの方が憂鬱だった。
 当時はまだ、日焼けサロンという言葉はない。
 「冒険王」に広告が載っている、通販の「日焼けライト」が欲しくてたまらなかったが、冒険王がやっと買える程度のおこずかいでは、それは叶わなかった。

 ところが、オゾン層が地球から撤退しつつある昨今、事情は180度変わってしまった。
 容赦なく地上に到達する紫外線は、肌にメラニン色素を定着させる。それをしみ(肝斑)という。
 「外に出る前に日焼け止め」は今や、老若男女を問わぬ常識になりつつある。
 子どもの頃の僕にしてみれば、日焼けを止めるなんて、なんてもったいない話だろう。

 2002年、ハイチオールCが「体の中からきいてくる」と宣伝していた。
 薬局には各社のビタミンC剤が並び、「効能;シミ・そばかす」とうたっていた。
 3ヶ月分のビタミン剤の値段は、2002年当時、ハイチオールCで¥11,400、最も安いビタミンC剤で¥3,000。最も安いビタミンCを買ってきて、夏のプールシーズン前から飲むよう心がけた。

 今もビタミンC剤は「飲んで直そう」と言っているが、はっきりとわかるシミは、ビタミンCで消えることはない。薬剤師に尋ねたところ「薄くなるかも知れないという程度」
 それさえも、3ヶ月以上服用しないと可能性がない。
 女性ならば、塗って隠すことが現実的な選択だ。

 2007年夏、からだの中からではなく、外から塗るシミ防止の製品が出た。
 アスタキサンチンというサケ、マスに多く含まれている成分が、シミの定着を緩和するという。
 因果関係はわからないが、2007年末以降、スジコが以前より高くなった。

 今年に入り、写真メーカーがアスタキサンチンの化粧品を出している。
 ファンケルは以前から、サプリで販売している。
 スジコとアスタキサンチンのサプリはどちらが得か?を検証したので、興味のある方はお読みください。

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