東京マラソン2009落選者数予想
2008年7月22日、東京マラソン2009(2009年3月22日開催)のエントリー受付が始まった。
第1回(2007年)
■参加費:10,000円
■募集定員:25,000人
■申込者数:77,521
およそ、52,000人が落選
第2回(2008年)
■参加費:10,000円
■募集定員:25,000人
■申込者数:130,062人
およそ、105,000人が落選
第3回(2009年)
■参加費:10,000円
■募集定員:30,000人
■申込者数: ?
第2回までと、第3回の変更点
1.開催月が2月から3月になった。
2.募集定員が5,000人増えた。
3.過去の落選者を優遇当選させるかについて、アンケートが行われた。
(以前、mixiのコミュニティでおこなった分析では、抽選において過去履歴は参照していないことが推察されている)
東京マラソンは、日本中で開催されるあらゆるマラソン大会と異質である。
異質にさせる要因は2つ。
(1)全国ネットのテレビ中継がある。
(2)100万人規模の沿道応援がある。
エリートランナーが走るとはいえ、市民(も走る)マラソンが全国ネットでテレビ放送されるのは東京だけ。
沿道の応援人数も桁が違う。
つまり、東京は「見られる」「目立つ」大会なのである。ここが他のレースにはない要素だ。
見られるということは、見られたい人、目立ちたい人を引き寄せる。
日頃、走る習慣がなくても、一度出てみたいと思う人が現れる。
とりあえず応募して、当選したら走りだそうという人も現れる。
大都市圏(=大市場)を抱えていると、一度軌道に乗ったものは好転を続ける。
参加費が2万円になろうが、5万人の大会になろうが、エントリーが募集定員を切ることは難しいだろう。
地方都市の人は「東京だから、何をやってもうまくいくんだよ」とねたむかも知れない。もちろん、それも一理ある。
だが、祭りには少々のことは目をつぶって力を貸すという風土があって、初めてできることでもある。
もし、コース沿道の各商店街が、東京マラソン反対の決議をしていたら、7時間制限で、コースを変えずに 3度続けることはできない。
軸がぶれない推進力と、それを容認する人々がいて初めて、魅力のあるプロジェクトは実現する。
多くの目に見られて、認められる東京マラソンは、今回もまた10万人を超える落選者を出すと、しらべるでは予想している。
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