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2008年7月19日 (土)

怪獣に敬意を払っておけばよかった

目の前の大きな窓越しに怪獣が見えた。
テレビの特撮ドラマでは見たことがあるが、実際に目の当たりにすると言葉が出ない。

道路を歩いていた怪獣がビルに触れて、ビルが崩れる。
すると怪獣は、その痛快さを学習したかのように、あたりのビルを壊し始めた。

外を眺めながら友達に電話をしていた僕は
「怪獣がビルを壊してる」
と受話器に絶句する。

あくる日、別の怪獣が街に現れた。
今日の怪獣はさらに凶暴で手当たり次第
街を壊していく。
たくさんのビルが壊れた。

その日のうちに対策会議が開かれることになった。
小学校の校庭に町内会ごとの隊長が集められた。
でもなぜか皆、子どもだちだ。
僕もその一人。
町内会の役員がしゃべり始めた。
だが、なぜか彼はうちの会社の総務課長だ。

夢の設定は、いつもはちゃめちゃで、展開が速い。

「え~今日は隊長の皆さんにおあつまり・・」
そう言いかけた時、遠くに怪獣がすっくと立った。

総務課長は背後に気づかず、メガホンで喋りつづけている。
誰も隊長が話すのを止めようとしない。

その頃、街の反対側ではウルトラマンとその味方の怪獣が
2人で街をパトロールしていた。
怪獣の味方がいるのはウルトラセブンではなかったか・・

当たりを見回していたウルトラマンが、しくじって一つのビルに触れてしまった。
すると、次々とビルが将棋倒しになっていく。
あれよあれよという間に、一つの町内が全滅した。

こどもたちは
「あぁぁ龍ちゃんの家もなくなっちゃった」
と叫んでいる。
僕の家も、あのあたりだ。

暴れていた怪獣は、さらに次なる獲物を物色するように街を歩いていく。
こっちに気付かれぬよう、僕らは息を潜める。

目の前に怪獣がいることが、こんなに怖いとは思わなかった。
ウルトラマンやミラーマンを見る時、もっと怪獣に敬意を
はらっておけばよかったと思ったが、もう遅い。

陽が暮れた。
隊長たちは、それぞれ、あるかどうかもわからない
自宅の方角に向かって車で帰っていった。
クルマは1988年式の白いファミリアだった。

つづきません



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