上下に揺れるのぞみN700系
N700系で行く品川博多の旅【 6 】
N700系は名古屋に近づいている。
新幹線は左側通行。
対向車は右側前方からやってくる。
対向車の風圧を最も感じるのがE列。
E列を選ぶ大きな理由は、二人掛けということ。
窓際はA列もあるが、右側にBC列の二人がいると、出入りがおっくうだし、閉塞感が強い。
また午前の新幹線では、A列側は日が当たるため、まぶしい。
景色どころではない。
3人掛けは不人気なのだろう。
A,B,Cすべてが空いている席もある。
700系では、B列の椅子の横幅が広げられた。
B列がもっとも大きく、A,C,D,E 列の座席幅は同じ。
そしてこの N700系では、A,C列の幅も広げられた。
座席の横幅が広い順はこうなる。
B>A,C>D,E
A,C列の横幅は広がったが、D,E列の横幅を削ったわけではない。
通路の広さも同じ。
通路を削ったら、車内販売が通りづらくなってしまう。
もちろん、車体の幅は増やせない。
そこで、削ったのは壁。
700系と比べて、N700系は壁が薄くなった。
その分、壁の強度を維持するために、窓が一回り小さくなっている。
壁を削ったものの、荷棚のスペースはゆったりしている。
ボストンや手押しカートを置いている人がいるが、天井側にまだ余裕がある。
空いているうちに、A,B,C,D すべての席に座って、横幅の違いを体感したいという欲求にかられたが、大人げないのでやめた。
座席前のテーブル位置には、前後の車両までの施設図がある。
ゴミ箱の位置が書いてあるのがよい。
1つ前は11号車。
1編成16車両のうち、11号車のみに設置されている「多目的室」をチェックしようと狙っていた。
名古屋に着く前に、トイレと多目的室のチェック。
トイレが広い。かまくらの中のようだ。
多目的室には「在室中」の赤いランプがついている。
この多目的室の利用は、どのような運用ルールになっているのか。
それが、わからないので、開けるわけにもいかず、席に戻る。
通路を歩いていると上下に揺れる飛行機のよう。
左右に揺れるのならばわかるが、なぜ鉄道が上下に揺れるのかが不思議だ。
7:15
今日3度めの車内販売カートがやってきた。
弁当の乗車を控えているので、ココはスルー。
果たして、山陽路に入ってから、スジャータのアイスは売りに来るだろうか。
不定期で続く
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