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2008年8月10日 (日)

FCバルセロナ2008年5月

4月29日
CL準決勝第2戦マンチェスターユナイテッド(away)●0-1
1月27日リーガ21節ビルバオ(away)スコア△1-1 以来、3か月ぶりに水色のセカンドユニフォームを着用。ここまでこのユニフォームではすべて勝ちか引き分け。一度も負けていない縁起のいいユニフォーム。バルセロナはこの日のために温存しておいたのか。

失点はゴール前でザンブロッタのパスがスコールズに渡り、美しいミドルシュートを打たれてしまった。
これまで、開幕前にFCBarcelona on tour Japanを組んだシーズンは、必ずリーガUEFA CLのタイトルを手にしてきた。今シーズンそのジンクスは消えた。

CL敗退により、12月の来日はなくなった。リーガ2位を確保しなければ、夏の来日の可能性もない。ただツアーが組まれたとしても過去日本ツアーは隔年であり、順番から行くと2008年夏の来日見込みは薄い。前回、日本でデコと会えたのは2006年12月のこと。次はいつになるのか不透明になった。
デコはフル出場。2本シュートを外した。試合後のインタビューでは「来期は栄光を取り戻したい」と残留への意欲が滲む発言をしたが、これがバルセロナでCL最後の試合となった。

5月4日
リーガ35節バレンシア(カンプノウ)○6-0
カンプノウでバレンシアに勝ったのは7年ぶり。いかに苦手にしてきたかがわかる。
2007-08シーズンは内紛でずたずたになったバレンシアだが、2008-09は再び、結束してバルセロナを苦しめることだろう。
ビジャレアルも勝ち、2位との4点差はそのまま。レアル・マドリーの優勝が決まった。

デコは先発出場 25分に警告を受け累積5枚となり、次節クラシコが出場停止となる。78分グジョンセンと交替。エトーも累積5枚目の警告を受けた。
この警告が故意であるとして、後のイニエスタ発言につながっていく。

5月7日
リーガ36節クラシコ(away)●1-4
3位以下が確定し、予選免除のCL出場枠を失った。
フランク・ライカールトが築いたバルセロナの黄金時代が終わった。

リーガの風習に習い、優勝決定の翌節、相手チーム選手が優勝チームの入場時にビクトリーロードをつくる。今シーズンはその役割をバルセロナが担うことになった。
デコとエトーは前節で累積警告5回となり出場停止。

5月8日
クラシコ敗戦の翌日、フランク・ライカールト解任。後任はバルサB監督グラディオラと発表された。

5月11日
リーガ37節マジョルカ(カンプノウ)●2-3
試合前、5位セビージャとは6点差。セビージャに勝ち点で並ばれる可能性があるが、直接対決で1勝1分のため、5位に落ちてCL予選出場権を失うことはない。マジョルカは6位と3点差の7位。6位までに与えられるUEFAカップ出場権がかかっている。

ライカールトのカンプノウでの最終戦は、UEFAカップ出場に望みをつなぐマジョルカの戦意が上回り、後半ロスタイムでの逆転負け。
敗戦によりアトレティコ・マドリーと64点で並んだが、直接対決が○3-0、●2-4でバルセロナが上位の3位を維持。

この試合前、デコは胃腸炎のため自宅療養と発表されていたが、先発出場。
カンプノウのバルセロニスタから、デコにブーイングが浴びせられ、これがデコ移籍の大きな要素となった。
デコは前半だけで退き、後半からはボージャンが入った。これがバルセロナで最後の出場試合となった。

5月15日
デコが記者会見で「イングランドかイタリアのクラブへ移籍する」と明言した。

イニエスタは、マジョルカ戦でデコにブーイングが起きたことについて「仲間として残念に思っているが、観客がそうするには常に正当な理由がある」と会見で話した。

イニエスタは、これまでもデコに対して辛辣なコメントを繰り返してきた。
バルセロナ生え抜き選手として、クラブとカタルーニャの意向を代弁しているつもりなのだろう。同様の態度は、やはり生え抜きの新監督によっても、後日繰り返されることになった。



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