« レインボウブリッジを走る男 | トップページ | 老人医療負担はこれで問題ではなくなった »

2008年8月17日 (日)

FCバルセロナ 2008年6月~8月

オフシーズン 5月
エジミウソンが退団、ビジャレアルへ移籍。
ザンブロッタが退団、ACミランへ移籍。

5月27日、セビージャからセイドゥ・ケイタ(国籍:マリ)を獲得
バルセロナにとって6人めのアフリカ人選手。ただしそれはトップチームの話であり、カンテラには多数のアフリカ人選手を抱えている。アフリカとの関わりを重要視しているのだろう。そういう観点からすれば、2010年W杯の「顔」であるエトーを手元に置いておきたいはずだ。

5月27日、アーセナルのMFフレブと基本合意に達した。フレブはインテルへの移籍が有力視されていた。

5月28日、マンチェスター・ユナイテッドからジェラール・ピケを獲得

5月28日
WOWOWでリーガ総集編が放送された。デコは映像の端々に映ってはいたが、トピックス、解説陣からはデコのデの字も出なかった。
WOWOW解説陣にとって、デコは過去の人であり、彼が不調だったことの影響すら語る意味もないと考えたようだ。

5月30日、ジオバンニ・ドスサントスが退団、トットナムへ移籍すると報じられた。
バルセロナからのレンタル移籍の申し出を断っての完全移籍。グラディオラやイニエスタが、出て行く側には「それなりの理由がある」と言っているが、出て行く側にも、声にしない言い分があるのだろう。
クロアチア代表の主軸ルカ・モドリッチも獲得したトットナムは、チェルシーにとって手強い相手になりそうだが、ドスサントスの活躍を祈る。

6月7日~6月29日
ユーロ2008
5月28日に確定したメンバーに、バルセロナから8人が入った。
ポルトガルデコ
フランス:アンリ、アビダル、テュラム
スペインプジョルシャビイニエスタ
イタリア:ザンブロッタ

7月1日
デコのチェルシー移籍が発表された。

7月14日
プレシーズンキャンプ初日の会見。
バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ新監督は「ロナウジーニョ、デコ、エトーは戦力として計算していない」と発言したことについて弁明。
「3選手の価値を下げるような印象を与えたのであれば、この場を借りて謝罪したい」と述べたが「だれもが彼らの今後に関するクラブの意図に気づいていたと思う」と付け加えた。

 みんなが思っていたのだから、僕が言ったことだけ、問題視しないでよという本音が見え隠れする。
 新監督は、前監督のライカールトとは、役職者としての心構えが180度違うようだ。

 メディアの街角インタビューで「日本の政治は誰がやっても同じだよ」と答える人がいる。
 だが、それを総理大臣が「日本の政治は誰がやっても同じです」とコメントしてしまっては、品がない。その発言によって存在価値を否定される人が少なくない。

 特別な立場にいる人は、誰かを貶めることにつながる「それを言っちゃおしまい」な発言は慎まなければならない。

7月16日
ロナウジーニョACミラン移籍が発表された。

7月31日~8月6日
FCBアメリカツアー2008

 これで3年つづけてきたバルセロナ記事はお終いです。
 バルセロナ・ファンの皆さん、おつきあいいただきありがとうございました。
 2009年5月には、CL決勝戦でお会いできることを夢見ています。



| |

« レインボウブリッジを走る男 | トップページ | 老人医療負担はこれで問題ではなくなった »

デコ」カテゴリの記事