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2008年8月16日 (土)

レインボウブリッジを走る男

あぁココを渡るというイベントがあったのか・・
これから始まる代走「走る男」の段取りで頭
がいっぱいで、そこにレインボウブリッジが
あることを忘れていた。

東京マラソンでも、コースに組み入れること
が検討されたレインボウブリッジ。結局はその
高低差のためにタイムが悪くなることを嫌い
コースから外された。
そのために、東京マラソンは新宿~日比谷~
品川~銀座~浅草と沿道の大声援に励まされ
つつも、ゴール間際の一番つらい所を寂しい
豊洲あたりからお台場に入ってくる。
現コースにしても、終盤に橋の上り下りが続き
決して楽ではない。

レインボウブリッジが高いといっても、高さ
は100mに満たない。
今となっては、レインボウブリッジを外した
その理由も怪しいものだ。

バスはランナーを追い越して、たすきリレー
地点で待機する。
次に走るランナーだけがバスを降り、走り出す
前のインタビューを受ける。そして、スタッフ
が携帯のカメラで写真を撮る。
インタビュー映像がどれだけ使われるかは、
まだ放送されていないため不明だが、携帯で
撮った写真はすぐさま「走る男」ウェブサイト
にアップロードされていく。
放送は3週間先でも、情報はリアルタイムで
番組を応援しているファンの元へ届く。
そして「走る男」森脇健児さんも、この模様
をWebで追っていた。

代走「走る男」とマイクロバスは一路、南西
に進路をとり横浜を目指す。
名簿順で走る順番が読み上げられ、出番の目安
がわかると心に余裕ができた。

バスの中はほどよくエアコンが効いていて快適
そのもの。走る格好をしてバスに乗っていると
かつてマラソンで収容車に乗せられた苦い思
いがよぎるが、今日は晴れ舞台を待つバス。
気分はこの天気よりも晴れている。

「走る男」は次々に1.5km~2kmの距離を終えて
バスに帰ってくる。その額、首筋に猛烈に汗
が噴き出しているのが見える。
「あぁあ、もう終わっちゃったよ」
と軽口をたたく者はいない。
たかが1km、どんな悪条件でも走れないわけ
がない。そんな自信に溢れる「走る男」たち。
「うわっ暑そう」
「やばいね」
などとそれでも余裕の表情。

ただ一人、そこに例外がいた。

不定期で続く

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