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2008年8月20日 (水)

一度も走ったことがない男

「僕、走ったことがないんですよ」
サトウさん(仮名)がいう。
そのコトバが嘘でないことはすぐわかった。

日頃、走っている人とそうでない人を見分ける
ポイント。それは靴。

マラソン・ランニングをしている人の靴は
ランニング・カテゴリーまたは、マラソン
専用シューズ。
メーカーは圧倒的にアシックスが多い。
マラソン用品では、アシックスがもっとも
よく売れている。
東京マラソンのメインスポンサーもアシックスだ。

テニス、クロストレーニングの靴を履いている
人もいるが、これは「その他のスポーツの人」
さすがにバスケット・シューズの人はいない。

そして、サトウさんの足下を見やると、彼は
ごく普通のスニーカーを履いていた。

「めちゃくちゃ不安です」
そりゃそうだろう。
マラソン・ランナーにとっては寝ていても
走れそうな1km。
だが、素人にとっての1kmは長い。

僕がマラソンに向けて 1ヶ月のウォーキング
を経て、初めて走った時は 50m でやめたく
なった。

素人は「走り方」がわからないのだ。
素人が走り出すと、小学校の時、50m走に出た
時と同じフォームで走り出す。
これでは、誰だって 42km は走れない。

ゴルフをやっていた頃、他人からしたり顔で
レクチャーされるのは、実に嫌なものだった。

だが、走ったこともない人が、いきなり1km
走るのは無謀だ。
しかも今日は炎天下。テレビカメラも回る。

そこで、お節介を承知のうえ、2つのアドバイス
を送ることにした。

マラソンど素人の僕が言うことである。
周りのマラソン・アスリートに聞こえたら
恥ずかしい。
小声でそっとささやいた。

「まっすぐ立った状態から、前に体を倒して
いくでしょ。我慢しきれなくなって、片足を
出すよね。その繰返しで走るといいよ」

「今日は1kmだから、初めの100mは これでもか
ってくらい、遅くはいるといいよ。それで調子
がつかめてから、ペースを上げたらいいよ」



不定期でつづく


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