炎のたすきリレー
いよいよ順番が回ってきた。
バスは補助席までつかう満席。
補助席をたたんで、通路を開けてもらい、狭い
通路を低い姿勢で進む。
「じゃ、行ってきます」
代走「走る男」(+走る女)
に手を振ってバスを降りる。
国道脇の歩道に立つと、ランナーはまず、
最初に短いインタビューを受ける。
放送では、この部分が使われていた。
インタビュアーがカメラを回している場合、
視線はその人に向けると、話しやすい。
人と話しているのに、カメラに視線を送ると
話の内容と、表情がよそ行きになってしまう。
つづいて、スタッフの女性が携帯カメラで撮影
このカメラが、やたらと 近い・・
ランナーは皆、「あれは近すぎるよな」と
こぼしていた。
相手はずいぶん年下で、女性と言うよりは
女の子。
実生活において、女の子から、こんな距離で
「写真、撮らせて」
と言われたことはない。
老眼で近くの本にピントが合わないような
感じで、思わず、目が泳ぐ。
写真を撮り終えると、前走のアスリート系
「走る男」がやってきた。
いざ、ここに立ってみると、おちゃらけな気分
はどこかへいき、体育会系モード。
リードをとるのは、不謹慎な気がしてやめた。
たすきを受け取る。
「がんばって」
アスリート系「走る男」が声をかけてくれる。
なんと答えたかも覚えていない。
ただ、たすきを受け取り、肩からかけると
箱根駅伝で前の大学を獲物のように追う
ランナーとなって、一気にスパートした。
完全に舞い上がっていた・・・
不定期でつづく
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