グレーとライムグリーンの100系
N700系で行く品川博多の旅【 12 】
大阪から西の山陽新幹線は、これでもかというほど、トンネルが続く。
腕時計型GPSガーミンフォアアスリートは、トンネルに入る度に自動ポーズがかかり計測が止まってしまう。
トンネルを出るとポーズが解除されて、計測が再開する。
品川を出たところでスタートボタンを押してきたが、どうやら博多に着いた時には、品川-博多間のトンネルを除いた距離が表示されていそうだ。
持参した2冊の雑誌を読み終えた。
弁当を食べ、このブログのメモをとっていたおかげで、読書ペースは極端に遅い。
1990年代、ノートパソコンを持ち歩いていた頃は、新幹線ではずっとノートを開いていた。
内勤になりモバイル習慣が途絶えると、電車で時間が空いても、パソコンの電源を入れることが億劫になる。
岡山出発は3分遅れ。
博多到着は定刻を3分遅れて10:48の予定であるとアナウンスが入る。
急ぐ旅でもなし。まったく問題ない。
9:17 新倉敷通過 613km
結局、チボリ公園には一度も行かずじまいだった。
せっかくの貴重な財産。公園として残してもらいたい。
車内販売のカートが通るが、スジャータアイスは断念したのでスルー。
販売員は表情にやつれがみえている。
売れに売れて忙しいのか。それとも自由席の通路に人が溢れていて、前に進むことに疲れているのか。
今回、事前に駅弁を調べてわかったのだが、名物と言われている駅弁は駅で売っていて、車内では売っていない。
駅で売るから駅弁なのだ。
といえばそれまでだが「お弁当いかがですか?」の甘い誘いに応じて、食べる弁当が、車内販売業者の企画弁当というのは味気ない。
「ただいま名古屋で積み込んだ、名古屋名物びっくりみそかつ弁当です」
とやったほうが旅の風情がある。
9:23 福山駅通過
駅にグレーとライムグリーンにリペイントされた100系がいた。
同様にグレーとライムグリーンにリペイントされていた0系は、現在「こだま」で稼働している3編成すべてが、1964年開業当時のオリジナルカラーに戻されている。リ・リペイントだ。
現在、グレーとライムグリーンに塗られた新幹線は100系のみ。
**写真は博多駅で撮影したもの
車窓から眺める福山。
町並みに調和がない。
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