東京マラソン20万人落選
東京マラソン2009の応募者数が発表された。
発表前、しらべるでは、以下のように予想していた。
回数 | 1 | 2 | 3 |
開催日 | 2007/2/18 | 2008/2/17 | 2009/3/22 |
募集定員 | 25,000 | 25,000 | 30,000 |
応募者数 | 77,521 | 130,062 | 132,000 |
当選者数 | 25,873 | 27,500 | 32,000 |
落選者数 | 51,648 | 102,562 | 100,000 |
落選者数の予測は、前回同様およそ10万人
定員が5,000人増える分を、応募者数が吸収して、落選者数は変わらない。
そう踏んでいた。
その理由としては、第二回大会をニッテレが「芸能人マラソン大会」にしてしまったことで、ランナーには「飽き」が生まれると考えたからだ。
そして、発表された数字はこうなった。
回数 | 1 | 2 | 3 |
開催日 | 2007/2/18 | 2008/2/17 | 2009/3/22 |
募集定員 | 25,000 | 25,000 | 30,000 |
応募者数 | 77,521 | 130,062 | 226,378 |
当選者数 | 25,873 | 27,500 | 32,000 |
落選者数 | 51,648 | 102,562 | 194,378 |
落選者は昨年の2倍。
20万人に迫る。
このことは、世界中をこう驚かせるだろう。
日本人は「働き蜂」かと思っていたが、今や「健康オタク」なのか?
確かに、町を歩いていると、走っている人が目立つようになった。
だが、それは東京の話だ。
先日、品川→博多→佐世保→山口 と旅をした際、会った人に必ずした質問がある。
「この町に、ランニングブーム来てますか?」
結論をいうと、博多にほんの少しきていたが、それ以外の町には、走るブームはきていなかった。
では、いったい去年よりもさらに10万人も増えた応募者は、どういう人たちなのか?
1,日頃走っていて、いつか応募しようと思っていた人
2,テレビで見て触発された素人
3,過去に出場して、つづけて出たいと思った人
前年比70%増という、大きな数字の動きからして、新しい市場が開拓されたと考える。
ならば、2の人が大変多いという推論が立つ。
これらの人たちは、11月に当選通知を受けてから、本格的に走り出す人が多いだろう。
経験から言って、7時間制限のマラソンは、準備期間が3ヶ月あれば完走できる。
この推論が正しいかどうかは、大会が終わった後の記録集で、6時間台でゴールした人の比率が上がったことで、わかるはずだ。
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