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2008年10月 6日 (月)

東京マラソン20万人落選

東京マラソン2009の応募者数が発表された。

 発表前、しらべるでは、以下のように予想していた。

回数 1 2 3
開催日 2007/2/18 2008/2/17 2009/3/22
募集定員 25,000 25,000 30,000
応募者数 77,521 130,062 132,000
当選者数 25,873 27,500 32,000
落選者数 51,648 102,562 100,000

落選者数の予測は、前回同様およそ10万人
定員が5,000人増える分を、応募者数が吸収して、落選者数は変わらない。
そう踏んでいた。

その理由としては、第二回大会をニッテレが「芸能人マラソン大会」にしてしまったことで、ランナーには「飽き」が生まれると考えたからだ。

そして、発表された数字はこうなった。

回数 1 2 3
開催日 2007/2/18 2008/2/17 2009/3/22
募集定員 25,000 25,000 30,000
応募者数 77,521 130,062 226,378
当選者数 25,873 27,500 32,000
落選者数 51,648 102,562 194,378

落選者は昨年の2倍。
20万人に迫る。

このことは、世界中をこう驚かせるだろう。
日本人は「働き蜂」かと思っていたが、今や「健康オタク」なのか?

確かに、町を歩いていると、走っている人が目立つようになった。
だが、それは東京の話だ。

先日、品川→博多→佐世保→山口 と旅をした際、会った人に必ずした質問がある。
「この町に、ランニングブーム来てますか?」

結論をいうと、博多にほんの少しきていたが、それ以外の町には、走るブームはきていなかった。

では、いったい去年よりもさらに10万人も増えた応募者は、どういう人たちなのか?

1,日頃走っていて、いつか応募しようと思っていた人
2,テレビで見て触発された素人
3,過去に出場して、つづけて出たいと思った人

前年比70%増という、大きな数字の動きからして、新しい市場が開拓されたと考える。
ならば、2の人が大変多いという推論が立つ。
これらの人たちは、11月に当選通知を受けてから、本格的に走り出す人が多いだろう。

経験から言って、7時間制限のマラソンは、準備期間が3ヶ月あれば完走できる。

この推論が正しいかどうかは、大会が終わった後の記録集で、6時間台でゴールした人の比率が上がったことで、わかるはずだ。

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