品がない人をスルーするー?
さて、突然ですが、人生相談コーナーの始まりです。
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今日も、仕事のメールが届く。
いつも大変お世話になります。
佐藤@総務部です。
それを言うなら、「総務部の佐藤です」だろう。
会社で遊ぶな。
今日も、問合せの電話がかかってくる。
「経理のシステムが動いてないんだけどぉ」
昨日までは使えていましたか?
「うん」
それを言うなら 「はい」だろう。
仕事なんだから敬語を使え。
彼氏じゃないんだから、甘えた声を出すな。
こんなことを思う僕は、異常でしょうか。
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という相談を受けたら、あなたはどう答えるだろうか?
「君が言うとおりだよ!」
「ちょっと、考え方が乱暴だね」
「きゃ~、こわぁい」
このように、様々な反応があることだろう。
それは、品ということについて、価値観がまちまちだからだ。
人として、サラリーマンとして、品はあったほうがよい。
誰しも「品がない」と言われるよりは、「品がある」と言われたほうが、気分がよいはずだ。
だが、世界中どこの国でも、品の定義は立法化されていないので、品の基準は個人の中にだけある。
品がなくても、甘やかしてもらえるのが世間の暖かさ。
だからこそ、息苦しくなく生きていられる。
ただ、この人こそはと思った人には、やがて品をもって、見限られる。
品がなくても世間はスルーしてくれるが、深く関わる人はスルーしない。
そしてやがて、暖かいと思っていた世間も、品のなさをではなく、その人自身をスルーする。
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