MARUHAフィッシュハンバーグを探す旅
N700系で行く品川博多の旅【 +5 】
長崎に里帰りした時は、まずスーパーのマルキョウに寄り、天ぷらを買う。
そして、親戚と呑む風呂上がりのビールの肴にする。
炙ると美味いのだが、そのままでも十分に美味い。
天ぷらはそのまま食べるものだと思っている。
ここで言う天ぷらは、九州で言うところの「丸天」「角天」
関東には売っていない。
天ぷらを食べたら、その翌日マルキョウに行って必ず買うものがある。
MARUHAフィッシュハンバーグ
マルハニチロ(旧社名:MARUHA その前は大洋漁業)が販売しているロングセラーの特殊フィッシュソーセージ。
ハンバーグといえば本来は肉を練って作るものだが、楕円形をしているので「マルハのハンバーグ」という名前で通っている。
厚切りで焼く、パン粉をつけてハンバーグカツにする。
薄くても美味いのだが、厚く切ると、ぜいたくな気分になる。
そのまま1枚食べる。
ご飯を頬張る。
次はケチャップをつけて頬張る。
それをご飯にも乗せてみる。
夕飯のおかずとして、これ以上のお子様メニューはない。
弁当のおかずにしても美味いのだが、やはり揚げたての感動には及ばない。
生でかじっても、塩が利いていていける。
買い置きしておくと、ビニル袋をむいて、まるごと1つかじってしまうことさえある。さすがにまるごと1個は次の日にぐったりするので、半分でやめておく。
当然のごとく、酒の肴としても美味い。
「天ぷら」と同様に、この商品も関東では売っていない。
九州に帰った時に、サンポー焼き豚ラーメンと共にまとめて買ってくる。
2008年夏
今年もまた、MARUHAフィッシュハンバーグと再会の季節が巡ってきた。
長崎に着いてすぐマルキョウをのぞく。
ない・・・
でもまだ、ここでは心に余裕がある。
この店が、たまたま品切なのだろう。
この店ではあまり売れなくて、定番を外れているのかも知れない。
だが、どこを探してもない。
マルハの類似品、他社の類似品はあるのだが、それじゃダメだ。
墓参りがてら、MARUHAフィッシュハンバーグを探す旅に出た。
行く先々の町で、いかにも有りそうな、スーパーをのぞく。
どこにもない。
ダメもとでコンビニものぞく。
やはりない。
福岡、下関、徳山 ・・・
MARUHAフィッシュハンバーグを探す旅は片道 300kmを越えた。
大洋漁業かつての本社がある下関になかった時点で、嫌な予感がした。
つづく
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