レモンステーキ弁当 佐世保
N700系で行く品川博多の旅【 +4 】
N700系のぞみ号では ガイドブックから選びに選んだ 2つの駅弁を食べた。
ただ、あと二つとても気になる弁当があった。
ガイドブックに必ずといいほど載っている。
だが、新幹線沿線ではない。
そのうちの一つが佐世保駅の「レモンステーキ弁当」だ。
朝10時に佐世保駅に寄った。
コンコースのど真ん中に、こぢんまりとして上品な構えの駅弁売り場がある。
レモンステーキ弁当が並んでいた。
この後、長崎に行く予定があり、佐世保に戻って来るのは夕方になる。
果たして、その時間まで「レモンステーキ弁当」は残っているだろうか?
moto「夕方来るんですけど、レモンステーキ弁当まだありますかねぇ?」
おばちゃん「もうここにある2個だけですからねぇ・・」
レモンステーキ弁当は松僖軒が1日10個限定販売。
8:30から売り始めるので、概ねお昼までには売り切れてしまう。なお、松僖軒という名前はこれまで聞いたことはなかった。
その場で買うことにしたが、その日は35度を超えた猛暑。持ち歩くわけにもいかない。
すると、この売り場は15時には閉まるのだが、近くにあるうどん屋さんで預かってくれるという。同じオーナーが経営しているのだろう。
お言葉に甘えることにした。
それから10時間後、うどん屋さんで受け取った弁当をつっつく。
牛肉の美味さがごはんにしみていて、おいしい。
同梱のたれをかけると、さらに味が引き立つ。
この弁当で、特筆に値するのはタマネギのレモンソース煮。
タマネギをここまでおいしくするには、長い時間かかったのだろう。カレーに使うあめ色になるまで炒めたタマネギのよう。
ほんの少ししか入っていないのが、口惜しい。
この弁当は玉屋のサンドイッチ「佐世保サンド」と並んで、佐世保に帰った時の欠かせない味になった。
もう一つ、気になっていた弁当は「ながさき鯨カツ弁当」
こちらは10時から長崎駅で5個限定販売。
今回の旅ではその時間帯に長崎駅に行くスケジュールが組めなかった。
次の夏にはなんとしても現地で食べようと考えている。
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