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2008年11月 1日 (土)

人となりと人

企業には人事部がある。

人事部は「人材管理」を担当している。
大半の会社では、人事部が「福利厚生」も担当している。
そうすれば、産休後の復職支援を円滑に進めることができる。
この兼務は大いによい。

「人材管理」については、主に次の二つを担当している。
「新規採用」と「人事異動」

人事部は、人を動かす部署だ。
人事部の社員は、人を見極める必要がある。

 「人を見極める」ということは、「いい人かどうか」とか「協調性があるか」といった人となり(=生まれつきの人格)を見ることだけではない。
 企業は利益をあげて成り立つ集団だからだ。
 企業において「人を見極める」ということは、仕事の成果、成し遂げるまでの取り組み方も見極めなければならない。

 ところで、人事部とは会社のなかで、人を見極める力がある人の集まりなのだろうか?
「一流大学を出て、人事部の生え抜きです」
という人はいないだろうか?
そういう人は、製造も営業も管理も、なにも実務を経験していない。
そういう人は、人となりを見極める力はあっても、人を見極める力はない。

 人事部は聖域であり、社員は人事部にあからさまに逆らえない。
 労働組合という後ろ盾があったとしても、人事部と事を構えるのは、報復人事という怖さをぬぐえない。

 人事部は腫れ物であり、社員は怖々とさわっている。
 人事部の業務が体たらくでも 誰も文句は言えないし、おかしな人材が回ってきても、あきらめるしかない。

 このような問題を抱える会社では、「新規採用」と「人事異動」の両方を人事部がやっていては、いずれ先細りする。
 それならば、人事部は「新規採用室」になればよい。

 新卒の採用を各部署がばらばらにやっていては、効率が悪いので、人事部が一手に引き受ける。
 新卒社員を各部署に振り分けるところだけが、人事部の腕の見せ所。

 中途採用は各部門に権限を委ねて、身上調査や雇用契約書の取り交わしなど、手続きだけを「新規採用室」が行う。

 人事異動は各部署の専権事項とする・・・

 これは、各部署がしっかりしていて、人事部が体たらくな会社の話。
 その逆の場合は、この限りではない。

 などと言ったところで、大企業の社長さんの友達はいないので、それを実験することができないのが残念である。



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