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2008年11月22日 (土)

漢字の読み間違いが直らない理由

 さて今日は、漢字読みの質問です。

 「上意下達」 読めますか?

 改行を 10行いれるので、5秒間 考えてください。

答えは

「じょういかたつ」

 恥ずかしながら、これまで
 「じょういげたつ」
と読んでいました。

 ATOKで変換したら
「上位下立つ」
なんだか怪しげなニュアンスの、変換結果が出ました。

 あれ、おかしいな
「じょういげだつ」 なのかな? なんだか宗教みたいだな  ^^;)
と思いつつ変換すると
上意下達
<<じょういかたつの誤読>>

赤い部分の表示はATOKの機能です。
ATOK先生 たすかります。

 それはないだろう?という漢字読みを他人がしていると
いつも笑っていたが、もう人のことは言えない。

 この間、知人が 「嘱託社員」を「ぞくたくしゃいん」と読んでいた。
同僚の誰かが教えてあげればよいのだが、誰も教えない。

 「あいつは人の意見に耳を貸さない」
 「プライドが高いから、指摘するとすねる」
 「なにか屁理屈を言って反論してきそうだ」

 このような評価をされている人には、周りは言いづらい。

 この場合、教えてあげない周りが悪いのではなく、
「俺に意見するなよ」オーラを出している本人が悪い。
 それなのに、こういう話をすると、
「教えてあげないあなたにも責任がある」
と諫める人が少なくない。

 このような言い間違いが直らないのは、"打ってみない" からだ。
 日頃、よく目にする言葉を自分でコンピューターに向かって打ったことがないのだ。
 "ぞくたく"と打てば、 俗多久 と変換される。
 "ぞくたくしゃいん"ならば、 俗多久社員 だ。
 一度打てば、自分が間違えていることに気づく。

 メールコミュニケーションでは、相手から来た文面をそのまま引用できる。
 相手のいうことに対して 「了解しました」で流すだけの思考をしていると、自分で打ってみることがない。

 読み間違いは、漢字を知らないことが恥ずかしいのではない。
 長い人生で、その言葉を使わず、誰からも指摘されずに生きてきた、うすっぺらい人生が恥ずかしい。



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