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2008年11月13日 (木)

遊び感覚で仕事する、会社にごっこに来る人たち

「遊び感覚で仕事する」
という言い方がある。
 いいことのように思われている。
 著名な評論家が著書で推奨する。

 ただこれは、トリックに使われる言葉の一つだ。

 その真意は、遊びの時に出るような自由な発想を仕事にとりいれるということ
 本当に遊ぶことではない。

 得意先とゴルフ、麻雀をするのは遊び感覚ではなく、遊びそのもの。
 仕事の相手と遊びを共有し、垣根を取り払うことを目指している。
 遊んでいるのだが、仕事の成果につながっている。
 「仕事の時間内で遊んでいる」のである。
 「遊び感覚で仕事をしている」には当てはまっていないが、結果につながるのでよい。

 トリックとして使うのは、会社に遊びに来ている人たちだ。
 内部統制ごっこ
 ISO9001ごっこ
 ISO14001ごっこ
 ITILごっこ

 会社に「ごっこ」に来ている人がいる。
 内部統制、ISO9001そのものが目的となっていて、本業の成果を忘れている。
 それが「ごっこ」の人たち。

 厳しい予算で、厳しい数字目標を課せられた人からみれば「ごっこ」の人たちは遊んでいるように映る。
 「ごっこ」の人たちには、遊んでいるつもりはない。
 ただ、遊び感覚を自負している。

 「遊び感覚」を心に抱いていることは、自ら口にすることではない。
 まれに口にする人は、ただ行き詰まって自虐的になっているだけだ。

 自分の「遊び感覚」は、結果につながらない「遊び」なのではないか?
 そう自問することが大切なのである。

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