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2008年11月 2日 (日)

デコ故障

リーガ(スペイン)の場合、ビッグクラブが2つしかない。
(レアル・マドリー、バルセロナ)
この2チームのことはビッグ2とは言わない。
だが、その対戦は「伝統の対戦」という意味で「クラシコ」と呼ばれる。

一方、プレミアリーグには、クラシコに相当する戦いがない。
ゆえに、この4チームが対戦する6通りの組み合わせ
(4×3)÷(2×1)=6
の試合は、単なる「ビッグ4の対決」である。

デコにとって初体験となる「ビッグ4の対決」
その初戦はマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)
3チーム中、もっとも難敵である。

この試合も J sports Plus が生中継。
日本時間 日曜日の20:45試合開始という、日本のファンにはこたえられない時間帯に始まる。
試合前、ウォームアップするデコが映し出されている。

日本から8時間、遠く欧州のはずれで行われているデコの試合が生で見られる。
まさに至福の瞬間。

9月21日(日)
プレミアリーグ5節 マンチェスター・ユナイテッド (HOME) △1-1

ところが、先発メンバーにデコの名前がない。
今期初欠場。
放送では「試合直前に負傷」と紹介されただけで、詳しい情報はその後ももたらされなかった。
試合には代わりにバラックが先発出場。
マンU側はクリスチアーノ・ロナウドが怪我から復帰して、ベンチに座っている。

開始早々の10分でカルバーリョが怪我で退く。
先制されたチェルシーは明らかに違和感があった。
開幕以来、CLを含めて5試合。
これでもかというほど、パスをつないでいたチームが、まったく姿を変えている。
ワンタッチパスがない。
皆が、受けたボールをどこに出すかを迷っている。
左サイドからの攻撃は皆無。チェルシーが攻め上がる度に、がら空きの左サイドが映っている。
無理な中央突破を狙って、狭いところへボールを入れる繰り返し。
足下のドリブル、あるいは猛スピードで切り込める選手がいない限り、そのコースは無理だ。
チェルシーにはメッシやエトーがいない。

チェルシーは、デコがいなかったからと言って、がたがたになるようなチームではない。
だが、一流の彼らといえども、突然「出られない」と言われると戸惑ってしまう。
心の準備、お互いの確認というものが必要だ。

巨人でいえば、先発予定の上原が試合前に怪我をして、急遽、二軍から上がってきていたオビスポが先発したけれど、阿部がうまくリードできない・・
というようなものだ( なんだ、それは・・)

終盤、ロナウドが出場したが、幸い、彼の活躍を見ずに済んだ。
チェルシー戦以外では、大いに魅力あるプレーを見たい。

残り10分、セットプレーでようやく追いつき、スタンフォード・ブリッジでのホーム無敗記録を継続した。
急遽デコ、カルバーリョを欠き、慌てふためいた中での引き分け。
これは大いなる成果だ。
シーズンが終わる頃、この勝ち点1が大きな意味を持つだろう。



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